ごきげんよう、紅月です。
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さて、今記事の本題は、連日都会まで出るはめになっているわたしが思ったことを綴ります。
わたしは生まれ育ちはそこそこ都市部で、現在はちょっと田舎の方に引っ込んでいます。
子どもの頃からデパートに行くことは当たり前のことで、他にも大型のショッピングプレイスによく慣れ親しんでいました。
この半年ほどは街から離れた場所のみで生活していましたが、先日街に出てびっくりしました。
並ぶ商品の数の多いこと、そしてどれも華やかに見えるのです。
特に目を見張ったのは大型の家電量販店。
普段生活している場所にもチェーン店はありますが、街では建物自体が何フロアもあってそれぞれに分野ごとの製品が並んでいます。
膨大な数の商品に囲まれていると一種の万能感が込み上げてきました。
大学の授業での話を思い出します。
百貨店の起源は、世界の文化が一堂に会する博覧会を模倣したものである。
少しわたしの解釈が入っていますが、大体こういうことです。
色々な国の産物や技術の粋をパリやらロンドンやらに集めて民衆に見せるのが博覧会です。
これによって、様々なものを直接見て回ることで民衆は比較選別の目を養うことになりました。
一方、当時の買い物は小さな商店に行って、たとえば小麦粉なら、その店で一種類だけ扱っている小麦粉を何の疑問もなく買うのが普通でした。
しかし、百貨店では違いました。
一品目につき複数の選択肢があります。
その選択肢から客が自由に選べるように商品を陳列(ディスプレイ)するのも、百貨店が定着させたようです。
選択肢があるということは、先に言った比較選別の目が必要です。
値段はどうか、質は、デザインは?
現代のわたし達はそういった取捨選択をライフスタイルや好みに合わせてごく当たり前に行なっていますが、先日のわたしは初めて百貨店を経験する時代の人間のようでした。
実際、田舎で買い物をするとなると選択肢は限られています。
通販には信頼を置いていません。
今回わたしはだいぶ啓蒙されて帰ってきました。
田舎がダメというわけではないですが、やはり住むなら都市部に近いところの方が良いですよ。
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