2018/05/13

唯一後悔していること

ごきげんよう、紅月です。
仕事をしている間に別のわたしにゲームを楽しんでいて欲しいと思ったところに、わたしの真面目さが出ていると思います。
普通は分身の方に仕事をさせて自分がゲームをしたいと考えますよね。

さて、わたしはこれまでの人生の比較的大きな選択や行動で、後悔したことがないと周りにも公言しています。
たとえば舞台のスタッフとして参加するかどうか、アルバイト、休学、引きこもったこと、他にもいろいろについてです。

しかし、ついこの間、実は一つだけ後悔していることがあったと思い出しました。
この先はメンヘラ気味かつ個人的なことなので、大丈夫な方のみどうぞ。



未だに後悔していることとは、元恋人と一度よりを戻したことです。
一回目の別れの原因が解消されていなかったのに気づかずに復縁し、1年後にそれが発覚しました。
その後はこの1年の時間を無駄にしたくない一心でずるずると交際を続けて、全部で2年を棒に振ったような結果でした。

確かに幸せな時間はありました。
それでも、一度目の別れでは1年後によりを戻した時に少し情が戻っていたとは言え、何もなければ別れ際の怒りすら良い思い出だと言えるようになっていたでしょう。

過去の他の交際相手には申し訳ないですが、心底好きで恋人関係になった人は、彼だけなのです。
その別れは、ほかと違ってつらくもありましたが、同時に怒りの別れでもありました。
可愛さ余って憎さ百倍、愛憎表裏一体というやつです。
だからきれいな別れ方にはなりませんでしたが、村下孝蔵の歌でもこういう詞があります。

「涙流して激しく別れる方がいつかきれいな想い出に出来る」

別れる時に過剰な情を消費できたので、珍しく未練をあまり引きずらずに想い人と離れることができたのに、ほとぼりも冷めた頃、彼からの提案に応えてしまったのです。

後悔している理由はやはり、それで時間が無駄になったと感じているからです。
なぜ無駄と感じてしまうのか突き詰めると、いくつかの理由が考えられます。

一つには、わたしの幼少時からの人生展望で、25歳になるまでには結婚して妊娠しているという図があったからです。
はっきりとこうするという計画ではありませんが、自然にそうなるというイメージが漠然とありました。
もともと常に誰かを一途に心に刻んでいる質なので、その時の誰かと心が通じればという考えでした。
それに自分の家族を見ていればそんな計画になるのも妥当なことだったのです。

また、一つには、せっかく未練少なめの別れを一度したのに、二回目はわたしの気持ちが宙ぶらりんのままで別れて想いをさらに2年間引きずってきたからです。
今これを書いていてふと思いついたのは、一回目の別れの後の彼が実はこの状態だったかも知れないということです。
性格からして可能性は限りなくゼロに近いですが、復讐と考えられなくもありません。

そして、二度目の交際期間に彼がくれないときめきをくれる人物がいたからというのが、実はいちばん大きな理由なのかも知れません。
わたしにとってその人は結婚を考えるような相手ではありませんが、恋人がいなければ間違いなくアタックしていました。
実際に、恋人がいたにもかかわらず気持ちは伝えていました。
自分が楽になるためだけに。
相手も恋人の存在は知っていましたから、言いたかっただけと言われてもさぞかし困ったでしょう。
そんなこともあったために、現在のその人との関係は進展させたくてもわたしから何とも動きにくい状態です。

いくつか挙げましたが、まとめると要するに、早く一生のパートナーを見つけたいのに、彼との二度目の交際がその邪魔になったということです。
これを無駄にしない方法は、わたしの中で今は一つしかありません。
それは彼ともう一度復縁し、三度目の正直とばかりに結婚まで進むことです。
それだけを納得の方法と考えているうちは、わたしは後悔から逃れられないでしょう。

愚痴のような話になりましたが、書くことで少しだけ問題が整理された気がします。
ここまで読んでくださった方がいましたら、ありがとうございます。

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