2020/06/07

今が幸せ

ごきげんよう、紅月です。
世間は"新しい生活"に少しは馴染み始めたのでしょうか?
わたしは至って大人しく過ごしております。

最近はいろいろな思索を巡らせています。
内容は、価値観など様々ありますが、特に生き方についてです。



わたしは自分の人生で後悔していることが一つしか思いつきません。
この人生は貧困に喘ぐような思いもしていないし、身内を亡くすようなこともまだ経験していない、特別な不幸や不運に見舞われたわけではない、比較的恵まれた人生ではあるかもしれません。

しかし、わたしはレールから外れ、紆余曲折はそれなりに経験してきました。
死ではないけれど、私の主観としては大きな喪失も。
自分の人生のIFを考えたくなるような分岐も、いくつか経てきました。

その上でわたしはいつも思うのです。
あの時があったから今があると、人生で起きたほぼすべての出来事に"YES"と言えます。

一つだけの例外は、一度別れた恋人と復縁したことです。
が、それすら、今のわたしは赦しつつあります。
あの悲しい交際期間があったからこそ、レールをさらに大きく外れてひきこもりを経験し、ここまで流れ着いて、出逢うべき人と出逢ったと思えるようになったからです。

今を肯定することは、過去を受け入れること。
その逆も然り。

もし日常が大変な人でも、呼吸して、こんなことを少しでも考える余裕があるなら、"今"はちょっとは救いがある状態だと思います。
それなら、その"今"があることに感謝することもできるはずです。

逆にどんなに幸せだった時間も過去となっては、時折押し入れから出して眺める思い出以上の何物でもありません。
それにばかり縋って、今をないがしろにし続けるよりも、良いも悪いも引っくるめて今を噛みしめる方が大切だとは思いませんか?

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