2020/06/21

寂しさも良き

ごきげんよう、紅月です。
満足するようなことは何もできず、それでも何か書いていたかったから、今これを書いている休日です。

毎日、何かしら考えることがあったひと月。
お休みも何かしら予定がある日が多く、本当にゆっくりする日はほとんどありませんでした。





そのせいか、恋人のことを常に考えるなんてこともなかったのですが、お付き合いを始めてから今日はじめて「寂しい」という気持ちになりました。

実は、交際の最初が仕事のバタバタと重なって取り紛れる内に、落ち着いた頃になって気づいたことがあったのです。

これって「好き」だって言えるんだろうかと。

昔の恋人との破局理由を、今度はわたしが進んでいるのかと、内心すごく肝を冷やしていました。

しかし、それを恋人には伝えなかった。
なぜなら、わたしは自分の過去を語る上で欠かせない元恋人との破局をすでに話してしまっていたから。
「好きって気持ちがわからなくなった」などとは、口が裂けても言えなかったのです。

「好き」と伝えるたびにごく小さな罪悪感を持つ日々が続いていました。

しかし、この数日、毎日の連絡を途切れさせることがすごく切なく思えていたのです。
そして今日、わたしは「寂しい」と、恋人のことを「好き」だと、強く思った。

良いか悪いかはこの際置いて、わたしは”恋”に戻ってきたのかもしれません。

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