サクラ大戦TVシリーズを観返していました、紅月です。
20話くらいから最終話の25話まで。
最後に観たのは高校生くらいなのですが、それでもよくわからずに流していた部分も案外多かったようで新たな発見も多かった。
とは言え、やはり好きな話は何度も観ているのでよく憶えていました。
それで、少し語りたくなったことを書き散らそうと思います。
ネタバレとかは普通にしますので、平気な方のみ続きをどうぞ。
「サクラ大戦」は、わたしが親の影響で好きになったものの一つです。
世間での認識はセガが出したハーレム系のゲームというくらいなのでしょうか。
でも、実はわたしにとってサクラ大戦はゲームではなくTVシリーズでした。
しかも、リアルタイムで観たわけではなくて録画です。
いちばん見慣れた絵柄はアニメのもので、ゲームの絵柄は少し苦手です。
一応最初はゲームだったのですが、それはGBのスピンオフ的な作品、花組体験入隊のもの。
背景を知らずに、つまり何もわからないまま一度クリアして終わりました。
その後にアニメと出会ったのです。
ゲームでは先輩だった"さくらさん"の、まだ初々しくあたふたしている様子や、マリアの冷ややかな態度は、すでにチームとしてまとまっている状態を見てきただけに新鮮でした。
花組はわたしにとっては憧れでした。
自分もこんな強くて格好いいお姉さんになりたいと思っていたのです(当方は女子です)。
あやめさんが目標で、好きなキャラは年齢的に親近感が持てるアイリスでした。
ちなみにゲームの経緯を知らなかったため、あやめさんの不在とかえでさんにはなかなか馴染めません。
久々にアニメを観ると印象が違う部分も多くありました。
途中からというのもあってか、いちばん感情移入したのがあやめさんだったり。
今も昔とは違う意味で、彼女が大好きなんですね。
恋に悩むあやめさんが大人の女性というよりうら若き乙女に見えるのは、確実に歳を重ねた証拠でしょう。
また、紅蘭が葵叉丹の正体を知って悩むエピソードは観ていてかなりつらくなる印象があったのですが、どうやら頭の中で過剰脚色されていたようですんなり観られました。
でも、あの時紅蘭が幼い自分や火の海の記憶を幻視したのは、光武との相互作用というより人造天封石の霊的波動のせいだったなんて情報は、すっかり抜け落ちていました。
言われてみればそうだった気もするけれど、子どもの時は聞き流していたんでしょうね。
一方で、非常によく憶えていたことも。
例えばすみれの父親をアイリスが守るシーン、大好きなんです。
アイリスが力を発揮するシーンは、もともと好きなキャラだったせいもあって憶えていることが多いのですが、ここは格別です。
いちばん絡みが少ない、しかも仲間本人ではなくてその家族を、という部分が大きかったのだと思います。
それに、アイリスは親から幽閉という扱いを受けていた子どもです。
その子が「すみれの大事なパパだもん」なんて言うんだから堪らないですよ。
他には、刹那の最期の場面、何度も観返したシーンなので、セリフもばっちりです。
加山「今まで、いろいろ遊んでくれたよね」
刹那「何をするっ」
加山「決まってるだろ? 責任を取るんだ」
この後に刹那が見た催眠術の内容は何だったのか・・・。
迫る影しか見せなかったのは、半端なことでは刹那を懲らしめたすっきり感を観客が味わえないことを制作スタッフがわかっていたからだと思います。
何があったのか想像して存分に刹那をいたぶれるように。
刹那は最初から最後まで変態で、本当に胸くそ悪いことばかりしていますからね。
でも、当時のわたしは想像力もあまりはたらかなくて何が起こったのか気になっていました。
セリフ暗記するほど観返したのは、決して加山くんのイケボが面白かったからだけではないのです。
結局、海だし大波が来たくらいしか思いつかなくてあまりすっきりしませんでしたが。
今観返して思うのは、アニメはほとんど観ないけれど、映像なんかの出来が当時としてはかなり良さそうだということ。
主軸である戦闘シーンが丁寧に作られている感じがします。
CGみたいにぬるぬる動くなんてことがなくても、鍔迫り合い一つでも丁寧に見えました。
マリアの火喰い鳥の話も観たし、次はまた遡ってみようかと思います。
本当はマンガも読みたいのですが、なかなか欲しい巻が手に入らないんですよね。
わたしの時は弥勒と孔雀改のところで止まっています。
あなたはサクラ大戦を知っていますか? 好きですか?
わたし紅月の推しキャラは、もちろん上で述べたあやめさんとアイリスです。
巴里編や紐育編も含めるとロベリアと昴も大好きです。
さあ、あなたの好きなキャラは誰ですか?
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