一応喫煙者ですが、いっそ煙草全面禁止くらいすればいいのにと思っている紅月です。
煙草を吸うと知るだけでその人を尊敬できなくなると言う知人もいますから、かくてこの世は厳しいもの。
最近「グランドサマナーズ」を始めまして、3エリア目に入ってそろそろ真相を推理したい頃合いに差し掛かりました。
他の人がどうかはわかりませんがわたしなら、謎を含みながら進行するシナリオはある程度のピースが出てくると前もって予測を立てたくなるのです。
というわけで、続きは3エリア目(ファメル王国西部)の途中までのネタバレとその先に関するあらゆる憶測が満載の自己満推理ショーです。
知らない人にはさっぱりで知っている人はヤキモキするだけの内容ですが、もしよければ暇つぶしにでも。
さて、グランドサマナーズのメインシナリオは、新米冒険者である主人公レイアスが、記憶喪失の少女イリスの記憶を戻す手助けをする冒険に出て魔族復活の陰謀?に巻き込まれていくというものです。
このシナリオにおいて最初期から終盤にかけての謎は恐らく二つ。
主人公の幼馴染の騎士ロイがほのめかす、魔族討伐部隊員の裏切り者が誰かというのが一つ。
もう一つはヒロインであるイリスが何者でなぜ記憶を失ってレイアスと出会ったかです。
この二点に絞って、間違っているかもしれませんがわたしなりの仮説を立ててみます。
1.魔族討伐部隊の裏切り者
最初に出された話題なので少しうろ覚えですが、魔族の活動が活発になってきたので魔族の拠点ゴルモレイに侵入して調査しようと組織されたのが、各国の精鋭を集めた魔族討伐部隊です。
ゴルモレイの最深部に到達する直前に罠が発動してしまい、部隊員は散り散りに逃げ帰りました。
罠が発動したのは恐らくミスではなく、部隊内に秘密を知られたくない裏切り者がいたためだろうと、一員であったロイからレイアスは聞かされます。
後から出会う部隊員のミラも意見は一致しており、フェンもほぼ同意見のようです。
また、メリアという魔導師?はどうやら全く別の理由で冒険を阻みに来ました。
隊長?であったゼイオルグは、罠発動後に独力最深部に到達してから帰国しています。
ロイから最初に聞いた部隊員はこれでほぼ出揃っているはずです。
ここから裏切り者が誰かという本題ですが、わたしははっきり言えばロイがシナリオ的には最も怪しいと思います。
自分で自信の無い説ですが、ストーリーテリングの手法としては一番ありそうなので。
先に白状すれば、英雄召喚で出現する可能性のあるゼイオルグは問答無用で真っ先に除外しました。
他にもいて見落としているかもしれませんが、ピックアップ期間中で目立ったので。
裏切り者ならばシナリオ上で恐らく戦う羽目になり、そこでドロップする方が自然です。
ロイは内部に裏切り者がいると考えて、国家も信用できず一番信頼できる幼馴染のもとに来たと言っていますが、魔族はレイアスが重要な人物になることがわかっていてロイに監視させた可能性があります。
レイアスに討伐部隊の裏切り者の話を聞かせれば、自分は真っ先に疑われる可能性を排除できますしね。
ミラも同じ理由でロイを求めましたが、これがロイの理由をもっともらしく思わせる部分なのかもしれません。
騎士になったものの不満があって魔族に加担したというシナリオが出てきそうです。
…レイアスを冒険者ギルドに推薦したのもロイなんですよね…。
次に、イリスが気がついた場所とロイが現れた場所は同じイスリーダ平原です。
イリスが裏切り者とすでに会っている可能性は充分ありますし、記憶はイスリーダ平原で魔物に追われているところからなので、直前に何かあったとも考えられます。
また、ロイには他の部隊員と違う点が気づいた限りで二つあります。
一つは彼だけまだ怪我人であるような扱いを受けること。
そこまで傷ついた理由がわたしの記憶の範囲では述べられていません。
そしてもう一点は、なぜか彼が作戦を失敗と断言しなかったことです。
罠が発動した時点で他の部隊員は、魔族討伐部隊の作戦は失敗したと判断したようです。
しかし、彼は罠が発動したことを話した時、レイアスに「作戦は失敗したのか?」と訊かれて「失敗…と言うならそうかもしれない」のように曖昧な返事をしました。
これも最序盤の会話ですが、少し引っかかったのでかなり鮮明に覚えています。
計画通りだったのなら、そこに失敗と言い切らなかったことも容易に頷けます。
疑問が残る部分は魔族幹部の一人とは直接剣を交えた場面があることです。
記憶が正しければ、最初に出てくる幹部からはレイアス達を助けたはずです。
ただ彼は登場から察するに幹部の中でも下っ端の立ち位置のはずで、微妙なところです。
他の部隊員に関しては、フェンとメリアはミスリードの役割でしょうから、この二人の可能性は限りなく低いと思います。
特にロイが裏切り者の場合、フェンはとうに気づいているはずです。
ゴルモレイから逃げる際に斥候を放っていたとゼイオルグに打ち明けていますし、ゼイオルグが指揮する兵たちと同行すると決めた時にロイを即座に囮部隊の方に(ルゥという監視付きで)送ったのは、ロイがいるとできない話をゼイオルグとするためだったと深読みできます。
ミラは、実はロイの次に怪しい人物です。
理由はレイアスのもとに来たと言ってロイを疑うのと同じです。
が、ツンデレ公女という設定から考えても証拠不充分という感が強いです。
2.イリスの正体
イリスについてですが、正体と言うよりはどういう存在なのかという感じでしょうか。
魔族幹部が「自分の存在意義もわからないかわいそうな子」と言っているように。
イリスの正体は魔族幹部と裏切り者が知っているのでしょう。
わたしはまず、タイトルロゴにあしらわれた神族らしき女性が彼女なのではと考えました。
しかし、そうならば正体を知った幹部は彼女の始末を目当てに主人公達を襲うはずです。
これとメリアが「その子に気を許しちゃダメよ」と言っていることから、元が魔族側の存在かとも思いましたが、それはそれで何も知らずに彼女を保護するレイアス達を幹部はもっと嘲笑っても良さそうです。
それどころか、女幹部は彼女を多少敵視する描写があったはずです。
そこで旅の途中にフェンが話す大戦の結末に注目します。
神族と魔族は互いを封印した。
これはもしかすると魔族の封印は神族自身が鍵になっているという意味ではないでしょうか。
もしそうなら、彼女を幹部がよく思わないながらも泳がせている意味に少し近づけるかもしれません。
敵ではあるが鍵でもあるため、無理に奪ったり殺したりするわけにいかないというわけです。
例えば、彼女の記憶が戻ることが魔族の完全復活なおかつ彼女の覚醒と同義であるなら、魔族は彼女と戦う必要があるため今は力を蓄えているという考え方もできます。
裏切り者の件と違い、こちらは選択肢のない記述式テストのようなものなので、踏み込んだ推測はほとんどできませんが、とにかく彼女は二重性を持った存在だというのがわたしの考えです。
ここまで、本当に憶測だらけの意見ですが、グランドサマナーズのメインシナリオを考察してきました。
今後ゲームを進めて自分の推測の答え合わせをするのが楽しみです。
またいつかその記事も書けるといいなと、今のところは前向きに考えています。
0 件のコメント:
コメントを投稿