2017/04/13

魔女と使い魔の切ないお話 - 黒猫のK-リメイク版-

久々にフリーゲーム「行商!」をやろうと思ったら、起動できなくて悲しみに暮れている紅月です。
恐らく買い替えた後のPCのOSに対応してないのでしょう。
ダウンロードからやり直しても、タイトル表示の前にウィンドウが(応答なし)になってしまいます。
すごく好きなのに全然遊び尽くせてないので、本当に残念です。

そんなこんなでフリーゲームを漁って積みゲーを増やしていたのですが、以前遊んだ「黒猫のK」のリメイク版がいつの間にかフリーになっていたので、さっそく遊んでしまいました。
シェアウェアとして頒布してから1年経過したためにフリーにしたそうです。
制作者はモノ様、Petalというサイトにて配布していらっしゃる「黒猫のK-リメイク版-」ですが、無印でわたしが遊んだ当時のものからイラストもインターフェースも刷新されていたようです。
続きはネタバレ無しのゲーム紹介です。



まず、「黒猫のK」は魔女の使い魔である黒猫"K"を操作し、もうすぐ死ぬと言うご主人様の言いつけに従って必要なものを集めて屋敷を出るという短編探索ゲームです。
イラストが可愛く、主人公の黒猫がまた可愛く、素直に進めれば本当にほのぼのと10分ほどでエンディングにたどり着けるゲームですが、マルチエンディングの探索ゲームのお約束のように、裏には切ない真実が隠されています。

探索ゲームとしてはほとんどのオブジェクトを調べられるほど丁寧に作られており、リメイクではその中でも重要なポイントがわかりやすく表示されるようになっていました。
リメイク版の良い点は何より、元のマルチエンディングにエンディングが一つ追加されて、無印で考察までしかできなかった部分が明確に描写されていることです。
この追加エンディングによって、いわゆるトゥルーエンドで少しダークになっていた雰囲気がまた晴れやかになって本当に良かったです。

これから遊んでみようという方、エンディング回収しても1時間程度でさくっと終わるゲームですので、暇つぶしにいかが?
猫好きなら特におすすめです。
一つだけ注意することは、簡単な謎解きの後にちょっぴり怖い雰囲気になるので、ホラーではありませんが心構えはあると良いかも。
素晴らしいゲームなのでぜひ遊んでみてくださいね。

P.S.唯一のBAD ENDで、わたしは地味に精神が削られます、つらくて。

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