日刊で合成音声ソフトを使用した実況動画を上げている方々が、わたしの生活を潤しています。
ありがたいことです。
さて、インターネット上でいろいろな人間関係事情を見てしまったため、わたしの意見を述べさせてもらいます。
わたしが不思議なのは、比較的まじめそうに見える人も一対一のトラブルを抱えた時などに、同じコミュニティの人間に見える場所で愚痴を吐き出すことです。
確かに自分の言い分を伝えることは大切ですが、インターネットはそういったことに向く場所は用意していません。
誰もがフラットな立場で発言するサークルか、独り言のようなトピックにコメントを付けてもらうような場か、ほとんどがどちらかでしょう。
掲示板は前者で、Twitterが後者です。
コミュニティ内でのトラブルをそこの掲示板で「先日このような件が~」と話すのは、晒す気がある悪意の書き込みもそれに対する弁明も大差ないと思います。
そこそこ以上の良識がある人なら相手のハンドルネームを名指ししたりはしませんが、そんなことは同じコミュニティなら関係ありませんし、むしろ場の雰囲気を支配しやすい気がします。
こうした流れが出ると、自粛ムードが漂いがちです。
また、関係者中でも親しい人だけとつながっているSNSのアカウントで愚痴を言うのもよくわかりません。
正確に言えば、鍵付きのアカウントならわかりますが、関係者と他人が入り交じった場での発言が理解できないのです。
現実では、大学生が小中高大の友達を集めて、広場で大学の知人の愚痴を演説している感じでしょうか。
わたしは人間関係を持つほどの場をネット上に持っていませんが、そのわたしが自由にその情報を取得しているのです。
あなたのアカウントを実際の知人は知らないかもしれませんが、フォロワーにはネトゲの知人、イラスト仲間、そしてただ投稿されるイラストが可愛いからとか同じゲームをやっているらしいからというだけの理由でフォローしている人がいるでしょう。
イラストサイトで毎回自分の絵を酷評する人がいると、どうしてそこで発言できますか?
しかも、イラストサイトもSNSもネトゲでも同じアカウント名なのに。
相手がアカウント名を検索したらすぐにバレる場所なのに。
わたしは、インターネットの性質上こうした事が起こるのはある程度仕方がないと思いますが、もし可能なら対人トラブルにはこうなればよいのにと願うことがあります。
・コミュニティの部外者は入れない場が確保されること
・当事者以外も発言の機会を持つが、当事者の片方に向かって「あなたが正しい/間違っている」ではなく、当事者同士の話し合いを助ける発言を求められる
・上の例として、どちらかが感情的に責めている状況なら「具体的な事実として何があったのか」を尋ねるなど
こんな堅苦しくまた議論を強制するようなことを考えるのは、わたしが「誤っていることを正す」ことにあまり褒められないこだわりがあるからですが、何にせよ悪意を持って接したわけではない場合、上に書いたことが適用されたら少しはましにならないかと思う次第です。
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