ここは牢獄 光差さぬ場所
君を失って鍵は消えた
月が照らした二人の道も
いまは闇に掻き消えていく
望みなどかけない誓ったはずだと
まだ泣いていない心の底から
この恋はずっと偽りなどないと
守っていた腕が力尽きるから
砂が落ちるようにわたしの手は
何もつかめず何も残らない
素直さも嘘も愛も妬みも
はじめから意味など無かったように
叶わぬ願いなどわかっていたけれど
まだ開けない空っぽの手を
あの恋はいまも真実(ほんもの)なんだと
守っている腕が力尽きるまで
***○。***○。***○。***○。
0 件のコメント:
コメントを投稿