2018/02/21

ナルシシスト

ごきげんよう、紅月です。
新しく買ったパソコンのセットアップで一晩潰れましたが、そこそこ値が張った分満足のいく買い物になりました。

さて、わたしは時事問題はほとんど扱いませんが、羽生選手をナルシシストとして批判する声があるらしいとTwitterで見かけたため、少し触れようと思います。



オリンピックは基本的にニュースのタイトルだけでしか情報を取っておらず、賞賛を浴びた羽生選手の演技は少し気になりましたがこれも見ておりません。
したがって、ここでは選手本人に関するわたしの見解を述べるわけではありません。

ただ、ナルシシズムは決して非難されるべきことではないと言いたいのです。

ナルシシストは平易に訳せば自信家であり、嫌われるナルシシストはこの自信の裏付けが無い人間を指します。
わたしは個人的にこれを"ナルシスト"と呼んでナルシシストと区別しています。

本当のナルシシストは自信の裏付けのための行動を怠らない人間だと思います。
これはもしかしたら勤勉な努力とは違うかもしれません。
うまくは表せませんが、毎日の積み重ねではなく無理やり数を合わせたみたいな行動も含まれるかもしれないということです。
しかし、名実を合わせるのは決して楽なことではありません。
だからこそ行動するか否かがナルシシストの命運を分けると信じています。

スポーツでもファッションでも映画でも政治でも、トップで活躍"し続ける"人間はたいていナルシシストだとわたしは思います。
そうでなければ人の上には行けませんし、継続などさらに無理な話です。
日々の研鑽はもちろん大事でしょうが、努力家というだけではトップは務まらない。
それを自分でしっかり肯定できるかどうかが重要です。

あまり書くと批判が来そうなことを言いますが、トップに躍り出て一瞬でその座を譲ってしまう人やスランプになる人というのは、主に努力家の人間でナルシシストの素質に欠けるのではないかとよく思います。
その人の信念の良し悪しに関わらず、自分の力を肯定し信じ続けた者が上にいられるのです。

ですから、ナルシシストは決して悪ではありません。
むしろ彼らが世界を引っ張っていっているのです。
確かに間違った方向に走り続けるナルシシストがいれば批判も仕方ありませんが、それはナルシシズムとは別の問題。
そこを履き違えないでもらいたいものです。

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