2018/02/07

好きな少女漫画ヒロイン

ごきげんよう、紅月です。
時折すごく好みの漫画に出会うことがあり、それについて語るための漫画カテゴリを設けたいと思ったり思わなかったりします。
今回はその第一歩で。

突然ですが、あなたは少女漫画を読みますか?
めちゃくちゃ読み漁ってきたという人も、型にはまってつまらないという人も、様々いるでしょう。
わたしはそこそこ読みますが、気に入るものと気に入らないものの差が開きがちです。
しかし、先日ふとどういうものが好きなのか傾向がわかってきました。



作品を好きになれるかどうかの基準は個人差があると思いますが、それでも一番は主人公に共感できるか否かでしょう。
あまりにも軽かったり自分勝手だったり、また好きになれそうな要素のない男に惹かれたりするヒロインは、読者が感情移入できません。
そのほかにご都合主義な展開を嫌う人などもいるでしょうが、その辺りは今日は置いておきます。

わたしが好感を持ち感情移入しやすいヒロインは「強がりや平気なふりをしれっとできる女の子」です。
何らかの別離が起こった時に、たとえ心の中はボロボロでも、それまでの付き合いの中で彼に見せていた照れや恥じらいを全く見せず平然と彼と接することができるヒロインが好きです。

こうしたことができるのは、たぶん彼を本当に好きで心配を掛けたくないからだし、だからこそ平然とした態度を綻ばせないように努力するのだと思います。
わたしが別の言い方をするとすれば、これを自立型ヒロインと呼ぶでしょう。
自立とはなにも「一人で何事も卒なくできて彼との別離は彼女の中で些細なことである」ようなことだけを言うのではありません。
それはむしろ孤立と呼ぶべきです。

相手のために別れを選んだり、付き合う以前の態度を取るようにしたり、そういった”嘘”を吐くのも自立の形だと思います。
何かあった後に相手を避けるのは構って欲しい気持ちの裏返しなので、このタイプは特別気に入ることは少ないです。

ちなみに、このタイプのヒロインの発見はおそらく、みつきかこさんの「キス/はぐ」だと思います。
スタンダードな少女漫画で初めて買うに至った作品でした。
本作のヒロインは、ある行動によってわたしの中でのヒロインランキングを駆け上がった子で、今でもわたしの憧れです。
わたしも恋人に対してこうでありたいと何度思ったことか。

これからも良いヒロインに出会いたいものです。

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