2018/03/31

「アドラー心理学入門」感想

ごきげんよう、紅月です。
外部記憶装置の一つが、コードが駄目になったのか中身が確認できません。
これはかなり痛いです。

さて、最近は動画やゲーム、本が面白くて、ついつい現実逃避してしまいますが、そんな中で「アドラー心理学入門」という本を読みました。
近親者に心理学専門の人がおり、ユング心理学の話は多少聞いたことがありました。
これは心理テストにも通じるものと思われ、大多数の人に馴染みのある学説でしょう。
一方、アドラー心理学は名前も内容も馴染みが薄いと感じる人が多いと思います。
ただ、内容のほとんどは一般常識の範囲に収まるものも多く、飲み込みやすいものです。


パズドラ 近況

ごきげんよう、紅月です。
しばらくTRPGリプレイ動画を追跡したために、YouTubeのチャンネルの追跡がおろそかになっていました。
某実況者さんの動画をBGM代わりに作業をしています。

さて、パズドラのパーティーが大幅に変わりました。
木闇パーティーはちょっとずつ改良していたのですが、メインにしていたかったミネルヴァを時代に追いつかせてあげられなくなったので、今回の変更に踏み切りました。
火属性キャラに対するこだわりはもちろん持っているつもりですが、大好きなイルミナが分岐で主属性が光になってしまうので、そこは仕方ないとあきらめました。


2018/03/30

バニラ・抹茶・チョコ

ごきげんよう、紅月です。
細い道で向かいから自転車で来ていた数人連れが二列ですれ違おうとしたので、わたしは側溝に落ちないようにしながら自転車を降りるしかありませんでした。
あれは本当に怖かったです。

さて、たとえば喫茶店のアイスクリームの味、多くはバニラ、抹茶、チョコの3種、時にはストロベリーを加えた4種類が主流だと思います。
子どもの時分からわたしはチョコ味が好きでした。
抹茶も嫌いではないのですが、チョコ味があるなら真っ先に選ぶので、どんな時も抹茶味を選んだことはありません。

そんなわたしは、「女子は雑穀とか好きだよね」な煽り文句は気にしないのですが、「女子は抹茶好きだよね」には少しだけ抗いたくなります。
お子様舌と言われようと、比較してしまうとやっぱりチョコがいちばんです。

どうでもいい話のついでに、わたしはランチセットや一服のためのコーヒーや紅茶も飲みません。
日頃はカフェインを摂取せずに、本当に眠気を覚ましたい時だけ用いるのがわたしの流儀なのです。

2018/03/15

TRPGやってみたい

ごきげんよう、紅月です。
髪を染めたいと悩んでいます。
昔、ブリーチする覚悟で美容院に行ったら、髪を大事に扱うお店だったためにただ染めるだけになりました。

さておき、TRPGのリプレイ動画が楽しくて楽しくて、いくつかの卓を片っ端から観ていますが、その中でも「シノビガミ」のシステムはすごく面白そうに思えます。
オンラインセッションは怖くて手が出ませんが、ルールブックを買って頑張って布教したい気持ちが募ります。
もっとゲーム好きを前面に押し出して学生時代を過ごせれば良かったと今さら思っています。
数少ない友人の中に興味を示してくれそうな人など心当たりがありませんが、それもまずは自分がルルブを買わないことには始まらない気もします。

わたしの"○○したい"熱は一過性でありかつ周期的に繰り返すので、これも動画鑑賞が一区切りしたら収まるのかもしれませんが、それまでせいぜい悶々とします。

好きでもままならない

ごきげんよう、紅月です。
いろいろと身悶えしたくなる出来事が多い今日このごろ。
それはつまり、便宜上立てたギルドに思いのほか人が集まってきているということだったり、人と会う度に自分のことばかり喋ってしまうことだったりを指します。

さて、今回は恋愛関係のメンヘラ話です。
かなり個人的なことですが、暇つぶしにという方はお進みください。


2018/03/14

テキストエディタ探し

ごきげんよう、紅月です。
「愛の炎」という単語だけで元歌を探すと同タイトルの歌が意外に多くて苦労したのですが、「犬夜叉」のオープニングになった「ANGELUS -アンジェラス-」でした。
でも映像にはまったく覚えがありませんでした。

少し前におすすめのフリーソフトをいくつか紹介したのですが、まだ自分に合うソフトが見つからない分野もあります。
それはテキストエディタです。
メモ帳でもよいのですが、「元に戻す」機能が1回しか使えないのがやはり不便で、フリーソフトから探そうとすると別の問題にぶつかります。

テキストエディタは通常、プログラミングやHTMLの作成を基準に紹介されます。
しかし、わたしはただのメモ書き・備忘録として使うのでこれらの紹介はあまり意味がないのです。
すぐに見返したいのでワープロソフトをいちいち立ち上げるのは面倒。
行番号やルーラーは必要ない。
文章量自体は多いので付箋系ソフトでは向かない。
そんな消去法ではなかなか絞れず、探すのには苦労しています。

ちなみに作るファイルはゲームごとにフォルダで整理しており、たとえば実績の名前・効果・入手法を一覧にしていたり、ロールプレイ用のキャラ設定を書いていたり、武具の種類をまとめていたり、Modによる仕様変更をまとめていたりと様々です。
リストに近いものも表計算ソフトでは長い文章を入れるには向いていないのでテキストエディタを使うことが多いです。

こういう程度の用途で使いやすいソフトがあればよいのですが、どこかに紹介されないものでしょうか。

2018/03/12

DQMシリーズの美点

ごきげんよう、紅月です。
しばしStarboundに熱を上げていましたが、今度は菅野よう子氏の楽曲にハマってそれを聴いてばかりなど、何をするにもすぐにほかがお留守になるのがわたしです。

まったく唐突ですが、ドラゴンクエストモンスターズシリーズで最も評価されるべき点は何でしょうか?
わたしがきちんと知るゲームはごくごくわずかですが、ここではモンスターを仲間にするシステムがある他のゲームと比べてという話で進めます。


2018/03/04

出会いというもの

ごきげんよう、紅月です。
「SOMA」の内容にすごく考えさせられる日々を過ごしています。

突然ですが、あなたは運命を信じますか?

訊いておいてですが、わたしは信じていません。
選び行動するのは人間その人であり、予定調和で決まった道など無いと思います。

しかし、必然の出会いは信じます。
人と人との出会い、何か作品との出会い。
人は必要なものと必要なときに出会うようにできているのです。


Windowsのおすすめソフト

ごきげんよう、紅月です。
次第に部屋の中がすっきりとしてきて、生活分野のやる気がじわじわと上がってきているのがわかります。

さて、今回はスペックの低いノートパソコン(※ノートがすべて低スペックというわけではありません)でわたしが使用してきたWindows用ソフトをいくつか紹介します。
用途は全体的にライトゲーマーのそれと思ってもらえればよいです。
必然的に、動作が軽く使いやすい無料のもので、なおかつ王道のものばかりとなっています。


2018/03/01

1周年

ごきげんよう、紅月です。
CoCo壱番屋のグランド・マザー・カレー、最終日にスプーンを当てました。
これで3年連続獲得だったと思いますが、ずいぶん豪華になってきた印象を受けます。

それはそうと、このブログ「海よりも深く」も今日で1周年を迎えます。
最初の記事「このブログについて」から正確に数えれば明日が1年ですが、記事を書いていたのは夜の間だったので、切りよく3/1をその日とします。

これを機に、少しリニューアルしてみました。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。

真夜中

自然に目を覚まし、暗闇を見つめる。
次第に天井がぼんやりと見えてきた。
―今、何時だ?
枕元にあるはずの携帯電話を手探りする。
あった。
サイドボタンを押すとくっきりと数字が光る。
2:17
―2時…か。
眠り直せばいい。
そう考えるが、目をつぶり布団で顔を覆っても頭が妙に冴えている。
―きっと昨夜の酒のせいだ。
酒を呑むとすぐに眠りに落ちる代わりに3時間もすれば目を覚ましてしまうのだ。
ベッドから出たのは眠るのを諦めたからではない。
棚から数時間前にしまったばかりのウイスキーをコップに適当に注ぐ。
液体が喉を焼く感触に引きずられて、一つの記憶が里香の胸によみがえった。

2月14日夜。
冷たい雨がビルの窓を叩き、眼下には街灯に照らされて傘の華がいくつも見えた。
車のライトが降り注ぐ水滴を一瞬だけ輝かせる。
「乃木さん?」
名前を呼ばれて、里香ははっと視線を戻した。
職場の後輩である芝田和哉がうかがうように自分を見返している。
「意味ありげな顔してましたけど、どうかしたんですか?」
「別に」
そう言ってからあまりにも素っ気ないかと思い直して
「雨が嫌いなだけ」
「確かに服も荷物も濡れますからね」
彼はそう言ってワイングラスを持ち上げた。
里香は芝田の挙動から目を離さずに考える。
今夜自分を誘った真意を。
何度か彼の仕事を手伝ったことはあったし、兼ねてから「何かお返しをしたい」とは言われていた。
けれど、予定を訊ねて店を決めるなど具体的な行動に移されたのは今回が初めてだった。
ここは高級レストランではないが、雰囲気の良い店だ。
芝田はしょっちゅうこの店に来ていると言い、「サラダが美味しいんですよ」と少し照れて付け加えた。
野菜がたっぷり入ったサラダはボリュームがあり、メイン料理も柔らかく煮込んだ鶏肉にマスタードがきいて美味しかった。
メニューを見ている時に芝田が「お酒、飲まれますか?」と遠慮がちに訊いてきた。
里香はすぐに察して「別にいいよ」と言ったのだが、「お好きだと聞いたので」とちょっとがっかりした様子を見せたので
「ワインは好き?」
「白ならわりと」
「じゃあグラスで一杯ずつでどう」
と提案したのだ。
彼女のグラスはとうに空だった。
絹のような舌触りとはこういうのを言うのだろうと思われるほど飲みやすかったのだが、名前は覚えられなかった。
「芝田くん、顔真っ赤ね」
そう言うと彼はさらに顔を赤くしながら
「ちゃんと歩けるので大丈夫ですよ」
「歓迎会のときも確かそう言ってた」
「覚えてるんですか」
芝田は目をぱっと見開いて言った。
「色白だからすぐわかるなーって思いながら、ちょっと心配になって声掛けたの」
「ちらちら見られてるなって思ってたらすっと隣に来てそれだけ訊いて戻っていきましたよね」
「だって静かに呑んでる人は気分悪くなってても気づいてもらえないでしょう。
それだったら危ないから」
「乃木さんは全然赤くなりませんよね、酔っ払いませんし」
「肌白くないからこういう照明の下だと目立たないだけ。
あと酔ってる自覚はあるよ」
それは本当だった。
もう一杯飲んだら猛烈な眠気が来るのはわかっている。
外の空気に触れれば酔いはすぐ醒めるということも。
「酔ってます?」
「酔ってる。芝田くんは?」
「うーん、たぶん酔ってるんでしょうね」
飲み干してから長い間持っていたグラスを、芝田はようやくテーブルに置いた。
テーブルクロスにグラスの影が落ちた。
「バスの時間、大丈夫ですか?」
「うん、まだあと1時間はあるから」
里香は腕時計を確かめながら答えた。
店からバス停までは徒歩5分もかからない。
考えたくないのはバスを降りてから家までの15分だった。
「朝よりは小降りになりましたね」
「え?」
「雨です」
今度は彼が窓の外を眺めていた。
里香も窓に目をやるが、外の景色ではなく窓に映る自分を見つめた。
「あの…」
彼がこちらを見ずに言う。
「うん」
里香も彼を見ずに答える。
しばしの沈黙の後、芝田はやっと里香を見て
「あの、僕が今日誘ったこと、疑ってますよね」
と言った。
「バレンタインだから?」
「そう、です……僕はそういうつもりじゃなくてですね。
OKいただいた時にちょっと嬉しかったのは事実ですけど、決してそういうつもりじゃなくて」
そこまで聞いた里香はちょっと意地悪い気持ちになって言った。
「決して私に特別な感情を抱いているわけではないですよと」
「え? えっと…」
それきり黙り込んでしまった。
店に新しく客が入ってきたが、他のテーブル席の客と同じく男女のペアだった。
芝田の顔を盗み見る。
肌の赤みはピークを越えたようだ。
「歩けるならそろそろ出ようか。
明日もあるしね」
「あ、はい」
勘定を済ませて店の外に出ると、彼が言った通り雨は少し弱くなっていた。
「雨宿りにはよかったのかもね。
近くにこんなお店があるの知らなかったから、教えてくれてありがとう」
「気に入っていただけたならよかったです」
「じゃあ…」
「バス停までお送りしますよ」
座っている間は忘れてしまうが、彼は細身だが背が高い。
来るまでの道すがらは気にも留めなかったのに、なぜか胸がキュッとなる。
これはアルコールの影響だろうか。
「乃木さんってすごいですよね」
少し先を行く彼が前を向いたまま声を発したので、里香は思わず「え?」と訊き返した。
「こう、凛としていて、でも人当たりはよくて。
フォローも上手いし、発言は的確だし」
―なんだか知らないけどめちゃくちゃ褒められてる?
「僕――」
その後の言葉は里香にはうまく聞き取れなかった。
たぶん独り言で「もっと頑張らないとなあ」とつぶやいたのだと思う。
けれど訊ねても「何でもありません」としか答えはなかった。
バスの座席について曇った窓を手で拭うと、彼が軽く会釈して見送ってくれるのが見えた。

それからも芝田とは同じ部署の仕事仲間であり、関係はそれ以上にも以下にもならなかった。
あるいは関係が変化する可能性はあったのかもしれない。
しかし、そうなる前に彼はいなくなってしまった。
里香はベッドに戻って来た。
再び携帯電話のサイドボタンを押す。
2/14 2:33
じきに睡魔が来るだろう。
―今朝のTODOリストでも見ておくか。
リストには取引先へのメール、プラン修正の予定に混じって、「花」とだけ書かれた項目がある。
―これ書いただけで思い出したのかな……眠い
里香は携帯電話を閉じて欠伸を一つすると眠りに落ちていった。



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