当面の副業的な行動が決まりました、紅月です。
今回はタイトルの通り、ゲ製うんかん。というサイトより配布されているフリーゲーム巡り廻る。のプレイ日記のようなものです(が、紹介が長くなりました)。
まず、この巡り廻る。ですが、フリーゲーム好きならこの名を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
一言でいえば、自由度の高さと独特なシステムが特徴のRPGです。
読みは"めぐりめぐる"でめぐめぐと略されていたりします。
独特なシステムとは、倒せば倒すほど敵が強くなるというものです。
その成長速度はプレイヤー側より圧倒的に速いので、一つの場所でモンスターを狩りすぎると勝てなくなってしまいます。
他にもいくつかの理由で、プレイヤーはゲームタイトルのように巡り廻ることを自然と求められるわけです。
このゲームには本筋となる物語がありますが、プレイヤーキャラは必ずしもその主人公ではありません。
こちらが全くシナリオに関わらなくても話は勝手に進んでいきます。
最初、世界は闇竜という存在によって闇に包まれており、普通のRPGならプレイヤーが闇竜を討伐することでゲームクリアだと思います。
しかし、巡り廻る。では時間が経てば、闇竜が他の誰かの手で討伐されたりします。
それでゲームオーバーになるなどはなく、闇が晴れた世界で同じように生活していけます。
もちろん闇竜退治を自分の手で行うことも可能です。
その場合も仮のエンディングを迎えますが、訪れた光の時代を謳歌して続けていくことができます。何となく牧場物語の結婚を思い出します。
このようにメインシナリオ一つ取っても自由であり、一切戦闘をせずに交易品を転売して回る行商プレイやいわゆる悪人プレイなど、色々なプレイスタイルが楽しめます。
そして移りゆく時の中で、プレイヤーはゲームタイトルのもう一つの意味に気づくかもしれません。
●これから巡り廻る。をやってみようという人へ
RPGと説明はしましたが、自由度の高さゆえに、お使いではなく自分で行動を選んでいく必要があります。
チュートリアルはなく、各ステータスの意味や生活の仕方、世界観などは書物や仲間との会話から、それらしい情報を自分で集めるしかありません。
特に戦闘は慣れるまでなかなか大変だと思います。
ひと度遊び方が掴めれば、仮エンディングを見るのはそれほど難しくありませんし、作業系のゲームやリソースのやりくりが好きな人はハマると思います。
ラスボスまでいって満足すればそこで止めて構わないでしょう。
裏ボス的存在やそこまで含めた称号システムといったやりこみ要素もありますが、ラスボス以後は試行錯誤しながら数字が増えるのを眺めてはニヨニヨできる人推奨の模様。
システムの取っ付きにくさなどで人を選ぶ面があるものの、グラフィックは綺麗で仲間キャラは個性的、世界観とゲームシステムがうまく融和しているので、物語性重視の人や自由なロールプレイが好きな人にもおすすめです。
ハマると人生ドレイン系のゲームなので、そこだけは注意です。
※2017/03/11追記
現在の最新版はver1.21ですが、β版のver1.22β32がおすすめです。
β版と言ってもバグ取りもほぼ終わっており、問題がなければ正式版とすると公式が明言していること、最終更新から1年以上が経過したことを踏まえると、ほとんど正式版と言ってよいでしょう。
設定でドット移動を選ばなければ、問題は無さそうです。
続きは既プレイ者向けです、やったことないと???って感じだと思います。
プレイ日記というよりは独白みたいになった気がします。