ごきげんよう、紅月です。
数日前にようやく焼酎がなくなりましたが、次は確実に美味しい黒糖梅酒を買って来ようと思います。
とりあえず知っているとろける黒糖梅酒にするか、それとも他のラインナップを試してみるか、思案のしどころです。
一応畳んではおきますが、恋愛のABCとかのC?にあたる程度の話を含むので、苦手な方などはこの先進まないでください。
2018/11/07
使用人と花嫁の話
ごきげんよう、紅月です。
CoCのゲームがリリースされて実況動画もよく見かけます。
原作は読んでみたいけれど、映像付きのものは遠慮したいのでいつも観ているところの実況だけ観て追っています。
さて、その影響もあるのですが、少し思いついたネタがあるので練らずに投下します。
多少胸糞かもしれませんのでご注意ください。
屋敷に住むような身分の家族とそこの使用人(両親と同じくらいの歳の男性)。
関係は良好であったが、両親は事故で他界。
使用人は実の息子であるように一人息子を育て上げ、息子は彼を親のごとく慕い立派な青年へと成長した。
その内に青年は恋をして一人の女性を花嫁として屋敷に迎える。
美しく優しく、どこか儚げな彼女に、使用人は心を奪われてしまう。
親子ほども歳が違う上、あろうことか主人の妻である女性を愛してしまった彼は苦悩する。
しかし、その心を知らぬ優しい花嫁は、いつも辛そうな彼を心配しあれこれと気にかける。
彼女の行いは愛情ではなく博愛の精神からくるものであると理性では理解しながら、使用人はどうしようもなく狂おしくなり、ついに主人の留守に彼女が一人眠る寝所に向かってしまう。
夫に合わせる顔がないと嘆いた女性は崖から身を投げて死ぬ。
使用人は彼女の死を事故だとごまかしてやり過ごすが、いつか気づかれて幻滅されるのを恐れて主人を殺害(ベッドルームと女性の自殺現場以外)。
使用人も崖から身を投げる(または愚かさを告白した遺書を残して一人で死ぬ(自死ではない))。
これ以上踏み込んでいないのは、不倫のエロスを書くだけの耐性が無いからです。
道徳に背かないエロスでもわたしには厳しいのに、ましてや不倫だし、さらに年の差もきつい。
ですから、似たような話はすでにあるとしても、このアイデアで何か書きたい人がいれば書いてもらって構いませんし、むしろ誰か書いてくれれば読んではみたいと思っています。
「いとどゆかしさまされど わが思うままにいかでかつくり記さむ」
更級日記初段の一部改変引用です。
CoCのゲームがリリースされて実況動画もよく見かけます。
原作は読んでみたいけれど、映像付きのものは遠慮したいのでいつも観ているところの実況だけ観て追っています。
さて、その影響もあるのですが、少し思いついたネタがあるので練らずに投下します。
多少胸糞かもしれませんのでご注意ください。
屋敷に住むような身分の家族とそこの使用人(両親と同じくらいの歳の男性)。
関係は良好であったが、両親は事故で他界。
使用人は実の息子であるように一人息子を育て上げ、息子は彼を親のごとく慕い立派な青年へと成長した。
その内に青年は恋をして一人の女性を花嫁として屋敷に迎える。
美しく優しく、どこか儚げな彼女に、使用人は心を奪われてしまう。
親子ほども歳が違う上、あろうことか主人の妻である女性を愛してしまった彼は苦悩する。
しかし、その心を知らぬ優しい花嫁は、いつも辛そうな彼を心配しあれこれと気にかける。
彼女の行いは愛情ではなく博愛の精神からくるものであると理性では理解しながら、使用人はどうしようもなく狂おしくなり、ついに主人の留守に彼女が一人眠る寝所に向かってしまう。
夫に合わせる顔がないと嘆いた女性は崖から身を投げて死ぬ。
使用人は彼女の死を事故だとごまかしてやり過ごすが、いつか気づかれて幻滅されるのを恐れて主人を殺害(ベッドルームと女性の自殺現場以外)。
使用人も崖から身を投げる(または愚かさを告白した遺書を残して一人で死ぬ(自死ではない))。
これ以上踏み込んでいないのは、不倫のエロスを書くだけの耐性が無いからです。
道徳に背かないエロスでもわたしには厳しいのに、ましてや不倫だし、さらに年の差もきつい。
ですから、似たような話はすでにあるとしても、このアイデアで何か書きたい人がいれば書いてもらって構いませんし、むしろ誰か書いてくれれば読んではみたいと思っています。
「いとどゆかしさまされど わが思うままにいかでかつくり記さむ」
更級日記初段の一部改変引用です。
2018/11/05
半年ぶりの近況報告
ごきげんよう、紅月です。
銀座のすずめ白麹があまりにも自分に合わなくて、焼酎という分野が攻略できないと痛感しているこの頃です。
実に半年ぶりにこちらに復活します。
この半年で大きな変化が多く起こりました。
最後の更新後すぐに引っ越し、家庭とも距離を置いていましたが、ある出来事を機にその関係も徐々に修復されました。
他にも色々なものを捨て、色々な発見を経て、さらにひと回り成長したわたしがここにはいます。
人間関係のことが多くわたしだけの問題では無いので細かくは省きますが、他にも大事な友人が増えたり、好きだと以前書いた人との関係を保てずに告白して振られたり、上司との関係や仕事そのものについて考えたり、本当に色々です。
余裕ができたからではなく、むしろ誰かに聞いて欲しい話が増えたので、復活します。
誰が待っているわけではないブログとは承知ですが、これからもまた生暖かく見守っていただければ幸いです。
銀座のすずめ白麹があまりにも自分に合わなくて、焼酎という分野が攻略できないと痛感しているこの頃です。
実に半年ぶりにこちらに復活します。
この半年で大きな変化が多く起こりました。
最後の更新後すぐに引っ越し、家庭とも距離を置いていましたが、ある出来事を機にその関係も徐々に修復されました。
他にも色々なものを捨て、色々な発見を経て、さらにひと回り成長したわたしがここにはいます。
人間関係のことが多くわたしだけの問題では無いので細かくは省きますが、他にも大事な友人が増えたり、好きだと以前書いた人との関係を保てずに告白して振られたり、上司との関係や仕事そのものについて考えたり、本当に色々です。
余裕ができたからではなく、むしろ誰かに聞いて欲しい話が増えたので、復活します。
誰が待っているわけではないブログとは承知ですが、これからもまた生暖かく見守っていただければ幸いです。
2018/05/25
2018/05/13
唯一後悔していること
ごきげんよう、紅月です。
仕事をしている間に別のわたしにゲームを楽しんでいて欲しいと思ったところに、わたしの真面目さが出ていると思います。
普通は分身の方に仕事をさせて自分がゲームをしたいと考えますよね。
さて、わたしはこれまでの人生の比較的大きな選択や行動で、後悔したことがないと周りにも公言しています。
たとえば舞台のスタッフとして参加するかどうか、アルバイト、休学、引きこもったこと、他にもいろいろについてです。
しかし、ついこの間、実は一つだけ後悔していることがあったと思い出しました。
この先はメンヘラ気味かつ個人的なことなので、大丈夫な方のみどうぞ。
仕事をしている間に別のわたしにゲームを楽しんでいて欲しいと思ったところに、わたしの真面目さが出ていると思います。
普通は分身の方に仕事をさせて自分がゲームをしたいと考えますよね。
さて、わたしはこれまでの人生の比較的大きな選択や行動で、後悔したことがないと周りにも公言しています。
たとえば舞台のスタッフとして参加するかどうか、アルバイト、休学、引きこもったこと、他にもいろいろについてです。
しかし、ついこの間、実は一つだけ後悔していることがあったと思い出しました。
この先はメンヘラ気味かつ個人的なことなので、大丈夫な方のみどうぞ。
2018/04/26
2018/04/24
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
ごきげんよう、紅月です。
応援してきた実況者さん、大荒れを脱してからも小学生レベルの下ネタの頻度が増した気がします。
よっぽどでなければ撤退はしませんが、新しい実況動画を漁っているのはこれも理由かもしれません。
最近は3DSのスマブラでフィールドスマッシュをプレイしまくっています。
数年前に中古で赤い実機を手に入れてから、しばらく触らなかったりありましたが、久々でも楽しいです。
元彼がミニゲームの記録を取ってくれたりしたデータで、自力で記録には届かないので消せません。
パネルは対戦延べ時間とシンプルの最高難易度クリアの2箇所が残っています。
ハンマーも使い果たしているので、コンプはいつになることやら。
ただ、フィールドスマッシュをしまくったおかげで必殺技パネルもかなり埋まってきましたし、持ち込みアイテムはどうやらコンプリートできたようです。
他にも3DSのソフトはいくつか持っているのですが、スマブラの中毒性は桁違いです。
まだまだしばらく続けると思います。
応援してきた実況者さん、大荒れを脱してからも小学生レベルの下ネタの頻度が増した気がします。
よっぽどでなければ撤退はしませんが、新しい実況動画を漁っているのはこれも理由かもしれません。
最近は3DSのスマブラでフィールドスマッシュをプレイしまくっています。
数年前に中古で赤い実機を手に入れてから、しばらく触らなかったりありましたが、久々でも楽しいです。
元彼がミニゲームの記録を取ってくれたりしたデータで、自力で記録には届かないので消せません。
パネルは対戦延べ時間とシンプルの最高難易度クリアの2箇所が残っています。
ハンマーも使い果たしているので、コンプはいつになることやら。
ただ、フィールドスマッシュをしまくったおかげで必殺技パネルもかなり埋まってきましたし、持ち込みアイテムはどうやらコンプリートできたようです。
他にも3DSのソフトはいくつか持っているのですが、スマブラの中毒性は桁違いです。
まだまだしばらく続けると思います。
2018/04/22
パズドラ アップデート後に
ごきげんよう、紅月です。
ゆっくりムービーメーカーはロイロゲームレコーダーと相性が悪いかもしれないと思い始めています。
YMMの方が落ちます。
ところで、パズドラの先日のアップデートにより、進化素材がスタックされるようになりました。
そこでわたしは、火曜ダンジョンが変更される可能性を見始めました。
なぜなら、黄金の番人のダンジョンが虹の番人以外を必ず手に入れられる、スタミナ効率上位互換になっているからです。
貯めておけるなら、炎の番人だけ2体欲しい場合でも、黄金の番人に2回行く方が効率的なのですから。
たしかに低ランクでは自由が利きませんが、高レベルダンジョンで集められない素材があるわけではないので、もしかしたら内容が変更されるかもという見立てです。
ゆっくりムービーメーカーはロイロゲームレコーダーと相性が悪いかもしれないと思い始めています。
YMMの方が落ちます。
ところで、パズドラの先日のアップデートにより、進化素材がスタックされるようになりました。
そこでわたしは、火曜ダンジョンが変更される可能性を見始めました。
なぜなら、黄金の番人のダンジョンが虹の番人以外を必ず手に入れられる、スタミナ効率上位互換になっているからです。
貯めておけるなら、炎の番人だけ2体欲しい場合でも、黄金の番人に2回行く方が効率的なのですから。
たしかに低ランクでは自由が利きませんが、高レベルダンジョンで集められない素材があるわけではないので、もしかしたら内容が変更されるかもという見立てです。
2018/04/20
あるTRPGシステムに一言
ごきげんよう、紅月です。
Terrariaのアイテムリストを作り直しております。
さて、TRPGをやりたいと言い続けるわりにリプレイ動画を観るだけですが、その中で大きな疑問が一つ生まれました。
ウタカゼから派生(?)したウタカゼ・メルヒェンは、なぜ、中級者以上推奨のシステムになってしまったのでしょうか。
わたしの知る限り、ウタカゼは初心者にも取っつきやすく、セッション時間も比較的短くおさまるシステムだと思います。
それが、特に戦闘エリアの登場などで初心者にはむずかしいシステムになったように見えます。
ウタカゼを冠しているからには、これによってウタカゼ系システム全般に対する印象が変わりそうなものです。
自らプレイしていないのにあまり批判しても仕方ないので、これくらいに留めておきます。
実際の楽しさは負けず劣らず、もしくはさらに面白くなっているかもしれませんから。
Terrariaのアイテムリストを作り直しております。
さて、TRPGをやりたいと言い続けるわりにリプレイ動画を観るだけですが、その中で大きな疑問が一つ生まれました。
ウタカゼから派生(?)したウタカゼ・メルヒェンは、なぜ、中級者以上推奨のシステムになってしまったのでしょうか。
わたしの知る限り、ウタカゼは初心者にも取っつきやすく、セッション時間も比較的短くおさまるシステムだと思います。
それが、特に戦闘エリアの登場などで初心者にはむずかしいシステムになったように見えます。
ウタカゼを冠しているからには、これによってウタカゼ系システム全般に対する印象が変わりそうなものです。
自らプレイしていないのにあまり批判しても仕方ないので、これくらいに留めておきます。
実際の楽しさは負けず劣らず、もしくはさらに面白くなっているかもしれませんから。
2018/04/19
何か始めたい
ごきげんよう、紅月です。
あまり手元に置くほど気に入りはしないだろうと思った本を消化しています。
『孔雀狂想曲』『きみはいい子』『月の砂漠をさばさばと』などなど。
こうして本を消化している理由は、引っ越しを前にしているためです。
このために4月だからと手を広げなかったのですが、もう少し時間ができてしまうので、新しくゲームを始めたい気持ちが募ります。
「艦隊これくしょん-艦これ-」や「モンスターストライク」が個人的な狙い目です。
また、いくつかのゲームが”おやすみ”として眠っていますが、それの消化も考えています。
今やっているのは「カンタ、、ごめんね。」「魔法使いは流星雨の下でゆめをみる」です。
ほかに眠っているのは、実力が伴わずに止まっているものと微課金したものなので、これまでの記録が消える可能性を恐れてアンインストールしづらいのです。
調べていると、最終βテストから1年近く経つ「ファンタジーライフオンライン」も面白そうです。
配信延期もあって早く出て欲しいという声が多いようで、2018春配信と打っていることから4月だからそろそろという声も見受けられました。
もし良いめぐり合わせがあれば、なにか始めたいですね。
あまり手元に置くほど気に入りはしないだろうと思った本を消化しています。
『孔雀狂想曲』『きみはいい子』『月の砂漠をさばさばと』などなど。
こうして本を消化している理由は、引っ越しを前にしているためです。
このために4月だからと手を広げなかったのですが、もう少し時間ができてしまうので、新しくゲームを始めたい気持ちが募ります。
「艦隊これくしょん-艦これ-」や「モンスターストライク」が個人的な狙い目です。
また、いくつかのゲームが”おやすみ”として眠っていますが、それの消化も考えています。
今やっているのは「カンタ、、ごめんね。」「魔法使いは流星雨の下でゆめをみる」です。
ほかに眠っているのは、実力が伴わずに止まっているものと微課金したものなので、これまでの記録が消える可能性を恐れてアンインストールしづらいのです。
調べていると、最終βテストから1年近く経つ「ファンタジーライフオンライン」も面白そうです。
配信延期もあって早く出て欲しいという声が多いようで、2018春配信と打っていることから4月だからそろそろという声も見受けられました。
もし良いめぐり合わせがあれば、なにか始めたいですね。
2018/04/14
2018/04/11
2018/04/07
2018/04/05
どこパレ いちばんの変更
ごきげんよう、紅月です。
食べるはちみつを食べたのですが、わたしはそれほど好きではありませんでした。
さて、ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレードに大型アップデートが来ました。
メンテナンスの日時さえ知らなかったくらいで、アップデート内容もマルチで入手する輝石の追加しか知りませんでした。
しかし、わたしにも切実な問題だったことが改善されていたのです。
それがスタミナ回復。
スタミナは最大値200で、今までは5分に1回復でした。
イベントでしか消費しないとはいえ最大回復までは「5分×200=16時間半あまり」、イベントはたいてい50スタミナ消費が最も効率が良いため、1日に4回潜ると終わりになります。
が、今ではわたしが密かに願っていたパズドラと同じ3分1回復。
もっと言えば最大スタミナも伸ばして欲しいところではありますが、回復速度が早まっただけでも実際すごいことです。
これによってプレイリズムがもしかしたら変わるかもしれません。
最後に、もう一つ運営さんにお願いしたいのは、パレードが何種類か登録できるようにということ。
イベントと通常では作戦が違うので、パレードのメンバーと作戦を3種類くらい登録しておいて選べるようになってほしいです。
食べるはちみつを食べたのですが、わたしはそれほど好きではありませんでした。
さて、ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレードに大型アップデートが来ました。
メンテナンスの日時さえ知らなかったくらいで、アップデート内容もマルチで入手する輝石の追加しか知りませんでした。
しかし、わたしにも切実な問題だったことが改善されていたのです。
それがスタミナ回復。
スタミナは最大値200で、今までは5分に1回復でした。
イベントでしか消費しないとはいえ最大回復までは「5分×200=16時間半あまり」、イベントはたいてい50スタミナ消費が最も効率が良いため、1日に4回潜ると終わりになります。
が、今ではわたしが密かに願っていたパズドラと同じ3分1回復。
もっと言えば最大スタミナも伸ばして欲しいところではありますが、回復速度が早まっただけでも実際すごいことです。
これによってプレイリズムがもしかしたら変わるかもしれません。
最後に、もう一つ運営さんにお願いしたいのは、パレードが何種類か登録できるようにということ。
イベントと通常では作戦が違うので、パレードのメンバーと作戦を3種類くらい登録しておいて選べるようになってほしいです。
2018/04/03
2018/04/01
重要告知【エイプリルフール】
ごきげんよう、紅月です。
しばらく更新が途切れがちになっていたのに、いくつかの記事をこうして連続で投下したのは、本日でこのブログを閉鎖するためです。
ここ数週間、家庭の事情がいろいろと変化して、忙しい日々を過ごしていました。
その中で、身バレするのもまずいですし、管理もできなくなりそうだったため、まだ挨拶ができる内に閉鎖に踏み切ろうと思ったわけです。
1周年から1ヶ月ほどでこのようなことになってしまい、申し訳ありません。
訪問してくださった方は多くはありませんでしたが、わたしとしては自分勝手に楽しく記事を書かせていただけたこと、心より感謝しております。
今までありがとうございました。
※4/1追記※
エイプリルフールなのでネタ記事を仕込んだだけでした。
ブログ閉鎖の予定はありません、お騒がせしました。
エイプリルフールについた嘘は1年間本当にならないという迷信(?)があるようですが、それにあやかり、向こう1年間は閉鎖せずに続けられたらいいなと思っています。
しばらく更新が途切れがちになっていたのに、いくつかの記事をこうして連続で投下したのは、本日でこのブログを閉鎖するためです。
ここ数週間、家庭の事情がいろいろと変化して、忙しい日々を過ごしていました。
その中で、身バレするのもまずいですし、管理もできなくなりそうだったため、まだ挨拶ができる内に閉鎖に踏み切ろうと思ったわけです。
1周年から1ヶ月ほどでこのようなことになってしまい、申し訳ありません。
訪問してくださった方は多くはありませんでしたが、わたしとしては自分勝手に楽しく記事を書かせていただけたこと、心より感謝しております。
今までありがとうございました。
※4/1追記※
エイプリルフールなのでネタ記事を仕込んだだけでした。
ブログ閉鎖の予定はありません、お騒がせしました。
エイプリルフールについた嘘は1年間本当にならないという迷信(?)があるようですが、それにあやかり、向こう1年間は閉鎖せずに続けられたらいいなと思っています。
2018/03/31
「アドラー心理学入門」感想
ごきげんよう、紅月です。
外部記憶装置の一つが、コードが駄目になったのか中身が確認できません。
これはかなり痛いです。
さて、最近は動画やゲーム、本が面白くて、ついつい現実逃避してしまいますが、そんな中で「アドラー心理学入門」という本を読みました。
近親者に心理学専門の人がおり、ユング心理学の話は多少聞いたことがありました。
これは心理テストにも通じるものと思われ、大多数の人に馴染みのある学説でしょう。
一方、アドラー心理学は名前も内容も馴染みが薄いと感じる人が多いと思います。
ただ、内容のほとんどは一般常識の範囲に収まるものも多く、飲み込みやすいものです。
パズドラ 近況
ごきげんよう、紅月です。
しばらくTRPGリプレイ動画を追跡したために、YouTubeのチャンネルの追跡がおろそかになっていました。
某実況者さんの動画をBGM代わりに作業をしています。
さて、パズドラのパーティーが大幅に変わりました。
木闇パーティーはちょっとずつ改良していたのですが、メインにしていたかったミネルヴァを時代に追いつかせてあげられなくなったので、今回の変更に踏み切りました。
火属性キャラに対するこだわりはもちろん持っているつもりですが、大好きなイルミナが分岐で主属性が光になってしまうので、そこは仕方ないとあきらめました。
しばらくTRPGリプレイ動画を追跡したために、YouTubeのチャンネルの追跡がおろそかになっていました。
某実況者さんの動画をBGM代わりに作業をしています。
さて、パズドラのパーティーが大幅に変わりました。
木闇パーティーはちょっとずつ改良していたのですが、メインにしていたかったミネルヴァを時代に追いつかせてあげられなくなったので、今回の変更に踏み切りました。
火属性キャラに対するこだわりはもちろん持っているつもりですが、大好きなイルミナが分岐で主属性が光になってしまうので、そこは仕方ないとあきらめました。
2018/03/30
バニラ・抹茶・チョコ
ごきげんよう、紅月です。
細い道で向かいから自転車で来ていた数人連れが二列ですれ違おうとしたので、わたしは側溝に落ちないようにしながら自転車を降りるしかありませんでした。
あれは本当に怖かったです。
さて、たとえば喫茶店のアイスクリームの味、多くはバニラ、抹茶、チョコの3種、時にはストロベリーを加えた4種類が主流だと思います。
子どもの時分からわたしはチョコ味が好きでした。
抹茶も嫌いではないのですが、チョコ味があるなら真っ先に選ぶので、どんな時も抹茶味を選んだことはありません。
そんなわたしは、「女子は雑穀とか好きだよね」な煽り文句は気にしないのですが、「女子は抹茶好きだよね」には少しだけ抗いたくなります。
お子様舌と言われようと、比較してしまうとやっぱりチョコがいちばんです。
どうでもいい話のついでに、わたしはランチセットや一服のためのコーヒーや紅茶も飲みません。
日頃はカフェインを摂取せずに、本当に眠気を覚ましたい時だけ用いるのがわたしの流儀なのです。
細い道で向かいから自転車で来ていた数人連れが二列ですれ違おうとしたので、わたしは側溝に落ちないようにしながら自転車を降りるしかありませんでした。
あれは本当に怖かったです。
さて、たとえば喫茶店のアイスクリームの味、多くはバニラ、抹茶、チョコの3種、時にはストロベリーを加えた4種類が主流だと思います。
子どもの時分からわたしはチョコ味が好きでした。
抹茶も嫌いではないのですが、チョコ味があるなら真っ先に選ぶので、どんな時も抹茶味を選んだことはありません。
そんなわたしは、「女子は雑穀とか好きだよね」な煽り文句は気にしないのですが、「女子は抹茶好きだよね」には少しだけ抗いたくなります。
お子様舌と言われようと、比較してしまうとやっぱりチョコがいちばんです。
どうでもいい話のついでに、わたしはランチセットや一服のためのコーヒーや紅茶も飲みません。
日頃はカフェインを摂取せずに、本当に眠気を覚ましたい時だけ用いるのがわたしの流儀なのです。
2018/03/15
TRPGやってみたい
ごきげんよう、紅月です。
髪を染めたいと悩んでいます。
昔、ブリーチする覚悟で美容院に行ったら、髪を大事に扱うお店だったためにただ染めるだけになりました。
さておき、TRPGのリプレイ動画が楽しくて楽しくて、いくつかの卓を片っ端から観ていますが、その中でも「シノビガミ」のシステムはすごく面白そうに思えます。
オンラインセッションは怖くて手が出ませんが、ルールブックを買って頑張って布教したい気持ちが募ります。
もっとゲーム好きを前面に押し出して学生時代を過ごせれば良かったと今さら思っています。
数少ない友人の中に興味を示してくれそうな人など心当たりがありませんが、それもまずは自分がルルブを買わないことには始まらない気もします。
わたしの"○○したい"熱は一過性でありかつ周期的に繰り返すので、これも動画鑑賞が一区切りしたら収まるのかもしれませんが、それまでせいぜい悶々とします。
髪を染めたいと悩んでいます。
昔、ブリーチする覚悟で美容院に行ったら、髪を大事に扱うお店だったためにただ染めるだけになりました。
さておき、TRPGのリプレイ動画が楽しくて楽しくて、いくつかの卓を片っ端から観ていますが、その中でも「シノビガミ」のシステムはすごく面白そうに思えます。
オンラインセッションは怖くて手が出ませんが、ルールブックを買って頑張って布教したい気持ちが募ります。
もっとゲーム好きを前面に押し出して学生時代を過ごせれば良かったと今さら思っています。
数少ない友人の中に興味を示してくれそうな人など心当たりがありませんが、それもまずは自分がルルブを買わないことには始まらない気もします。
わたしの"○○したい"熱は一過性でありかつ周期的に繰り返すので、これも動画鑑賞が一区切りしたら収まるのかもしれませんが、それまでせいぜい悶々とします。
2018/03/14
テキストエディタ探し
ごきげんよう、紅月です。
「愛の炎」という単語だけで元歌を探すと同タイトルの歌が意外に多くて苦労したのですが、「犬夜叉」のオープニングになった「ANGELUS -アンジェラス-」でした。
でも映像にはまったく覚えがありませんでした。
少し前におすすめのフリーソフトをいくつか紹介したのですが、まだ自分に合うソフトが見つからない分野もあります。
それはテキストエディタです。
メモ帳でもよいのですが、「元に戻す」機能が1回しか使えないのがやはり不便で、フリーソフトから探そうとすると別の問題にぶつかります。
テキストエディタは通常、プログラミングやHTMLの作成を基準に紹介されます。
しかし、わたしはただのメモ書き・備忘録として使うのでこれらの紹介はあまり意味がないのです。
すぐに見返したいのでワープロソフトをいちいち立ち上げるのは面倒。
行番号やルーラーは必要ない。
文章量自体は多いので付箋系ソフトでは向かない。
そんな消去法ではなかなか絞れず、探すのには苦労しています。
ちなみに作るファイルはゲームごとにフォルダで整理しており、たとえば実績の名前・効果・入手法を一覧にしていたり、ロールプレイ用のキャラ設定を書いていたり、武具の種類をまとめていたり、Modによる仕様変更をまとめていたりと様々です。
リストに近いものも表計算ソフトでは長い文章を入れるには向いていないのでテキストエディタを使うことが多いです。
こういう程度の用途で使いやすいソフトがあればよいのですが、どこかに紹介されないものでしょうか。
「愛の炎」という単語だけで元歌を探すと同タイトルの歌が意外に多くて苦労したのですが、「犬夜叉」のオープニングになった「ANGELUS -アンジェラス-」でした。
でも映像にはまったく覚えがありませんでした。
少し前におすすめのフリーソフトをいくつか紹介したのですが、まだ自分に合うソフトが見つからない分野もあります。
それはテキストエディタです。
メモ帳でもよいのですが、「元に戻す」機能が1回しか使えないのがやはり不便で、フリーソフトから探そうとすると別の問題にぶつかります。
テキストエディタは通常、プログラミングやHTMLの作成を基準に紹介されます。
しかし、わたしはただのメモ書き・備忘録として使うのでこれらの紹介はあまり意味がないのです。
すぐに見返したいのでワープロソフトをいちいち立ち上げるのは面倒。
行番号やルーラーは必要ない。
文章量自体は多いので付箋系ソフトでは向かない。
そんな消去法ではなかなか絞れず、探すのには苦労しています。
ちなみに作るファイルはゲームごとにフォルダで整理しており、たとえば実績の名前・効果・入手法を一覧にしていたり、ロールプレイ用のキャラ設定を書いていたり、武具の種類をまとめていたり、Modによる仕様変更をまとめていたりと様々です。
リストに近いものも表計算ソフトでは長い文章を入れるには向いていないのでテキストエディタを使うことが多いです。
こういう程度の用途で使いやすいソフトがあればよいのですが、どこかに紹介されないものでしょうか。
2018/03/12
2018/03/04
Windowsのおすすめソフト
ごきげんよう、紅月です。
次第に部屋の中がすっきりとしてきて、生活分野のやる気がじわじわと上がってきているのがわかります。
さて、今回はスペックの低いノートパソコン(※ノートがすべて低スペックというわけではありません)でわたしが使用してきたWindows用ソフトをいくつか紹介します。
用途は全体的にライトゲーマーのそれと思ってもらえればよいです。
必然的に、動作が軽く使いやすい無料のもので、なおかつ王道のものばかりとなっています。
次第に部屋の中がすっきりとしてきて、生活分野のやる気がじわじわと上がってきているのがわかります。
さて、今回はスペックの低いノートパソコン(※ノートがすべて低スペックというわけではありません)でわたしが使用してきたWindows用ソフトをいくつか紹介します。
用途は全体的にライトゲーマーのそれと思ってもらえればよいです。
必然的に、動作が軽く使いやすい無料のもので、なおかつ王道のものばかりとなっています。
2018/03/01
真夜中
自然に目を覚まし、暗闇を見つめる。
次第に天井がぼんやりと見えてきた。
―今、何時だ?
枕元にあるはずの携帯電話を手探りする。
あった。
サイドボタンを押すとくっきりと数字が光る。
2:17
―2時…か。
眠り直せばいい。
そう考えるが、目をつぶり布団で顔を覆っても頭が妙に冴えている。
―きっと昨夜の酒のせいだ。
酒を呑むとすぐに眠りに落ちる代わりに3時間もすれば目を覚ましてしまうのだ。
ベッドから出たのは眠るのを諦めたからではない。
棚から数時間前にしまったばかりのウイスキーをコップに適当に注ぐ。
液体が喉を焼く感触に引きずられて、一つの記憶が里香の胸によみがえった。
2月14日夜。
冷たい雨がビルの窓を叩き、眼下には街灯に照らされて傘の華がいくつも見えた。
車のライトが降り注ぐ水滴を一瞬だけ輝かせる。
「乃木さん?」
名前を呼ばれて、里香ははっと視線を戻した。
職場の後輩である芝田和哉がうかがうように自分を見返している。
「意味ありげな顔してましたけど、どうかしたんですか?」
「別に」
そう言ってからあまりにも素っ気ないかと思い直して
「雨が嫌いなだけ」
「確かに服も荷物も濡れますからね」
彼はそう言ってワイングラスを持ち上げた。
里香は芝田の挙動から目を離さずに考える。
今夜自分を誘った真意を。
何度か彼の仕事を手伝ったことはあったし、兼ねてから「何かお返しをしたい」とは言われていた。
けれど、予定を訊ねて店を決めるなど具体的な行動に移されたのは今回が初めてだった。
ここは高級レストランではないが、雰囲気の良い店だ。
芝田はしょっちゅうこの店に来ていると言い、「サラダが美味しいんですよ」と少し照れて付け加えた。
野菜がたっぷり入ったサラダはボリュームがあり、メイン料理も柔らかく煮込んだ鶏肉にマスタードがきいて美味しかった。
メニューを見ている時に芝田が「お酒、飲まれますか?」と遠慮がちに訊いてきた。
里香はすぐに察して「別にいいよ」と言ったのだが、「お好きだと聞いたので」とちょっとがっかりした様子を見せたので
「ワインは好き?」
「白ならわりと」
「じゃあグラスで一杯ずつでどう」
と提案したのだ。
彼女のグラスはとうに空だった。
絹のような舌触りとはこういうのを言うのだろうと思われるほど飲みやすかったのだが、名前は覚えられなかった。
「芝田くん、顔真っ赤ね」
そう言うと彼はさらに顔を赤くしながら
「ちゃんと歩けるので大丈夫ですよ」
「歓迎会のときも確かそう言ってた」
「覚えてるんですか」
芝田は目をぱっと見開いて言った。
「色白だからすぐわかるなーって思いながら、ちょっと心配になって声掛けたの」
「ちらちら見られてるなって思ってたらすっと隣に来てそれだけ訊いて戻っていきましたよね」
「だって静かに呑んでる人は気分悪くなってても気づいてもらえないでしょう。
それだったら危ないから」
「乃木さんは全然赤くなりませんよね、酔っ払いませんし」
「肌白くないからこういう照明の下だと目立たないだけ。
あと酔ってる自覚はあるよ」
それは本当だった。
もう一杯飲んだら猛烈な眠気が来るのはわかっている。
外の空気に触れれば酔いはすぐ醒めるということも。
「酔ってます?」
「酔ってる。芝田くんは?」
「うーん、たぶん酔ってるんでしょうね」
飲み干してから長い間持っていたグラスを、芝田はようやくテーブルに置いた。
テーブルクロスにグラスの影が落ちた。
「バスの時間、大丈夫ですか?」
「うん、まだあと1時間はあるから」
里香は腕時計を確かめながら答えた。
店からバス停までは徒歩5分もかからない。
考えたくないのはバスを降りてから家までの15分だった。
「朝よりは小降りになりましたね」
「え?」
「雨です」
今度は彼が窓の外を眺めていた。
里香も窓に目をやるが、外の景色ではなく窓に映る自分を見つめた。
「あの…」
彼がこちらを見ずに言う。
「うん」
里香も彼を見ずに答える。
しばしの沈黙の後、芝田はやっと里香を見て
「あの、僕が今日誘ったこと、疑ってますよね」
と言った。
「バレンタインだから?」
「そう、です……僕はそういうつもりじゃなくてですね。
OKいただいた時にちょっと嬉しかったのは事実ですけど、決してそういうつもりじゃなくて」
そこまで聞いた里香はちょっと意地悪い気持ちになって言った。
「決して私に特別な感情を抱いているわけではないですよと」
「え? えっと…」
それきり黙り込んでしまった。
店に新しく客が入ってきたが、他のテーブル席の客と同じく男女のペアだった。
芝田の顔を盗み見る。
肌の赤みはピークを越えたようだ。
「歩けるならそろそろ出ようか。
明日もあるしね」
「あ、はい」
勘定を済ませて店の外に出ると、彼が言った通り雨は少し弱くなっていた。
「雨宿りにはよかったのかもね。
近くにこんなお店があるの知らなかったから、教えてくれてありがとう」
「気に入っていただけたならよかったです」
「じゃあ…」
「バス停までお送りしますよ」
座っている間は忘れてしまうが、彼は細身だが背が高い。
来るまでの道すがらは気にも留めなかったのに、なぜか胸がキュッとなる。
これはアルコールの影響だろうか。
「乃木さんってすごいですよね」
少し先を行く彼が前を向いたまま声を発したので、里香は思わず「え?」と訊き返した。
「こう、凛としていて、でも人当たりはよくて。
フォローも上手いし、発言は的確だし」
―なんだか知らないけどめちゃくちゃ褒められてる?
「僕――」
その後の言葉は里香にはうまく聞き取れなかった。
たぶん独り言で「もっと頑張らないとなあ」とつぶやいたのだと思う。
けれど訊ねても「何でもありません」としか答えはなかった。
バスの座席について曇った窓を手で拭うと、彼が軽く会釈して見送ってくれるのが見えた。
それからも芝田とは同じ部署の仕事仲間であり、関係はそれ以上にも以下にもならなかった。
あるいは関係が変化する可能性はあったのかもしれない。
しかし、そうなる前に彼はいなくなってしまった。
里香はベッドに戻って来た。
再び携帯電話のサイドボタンを押す。
2/14 2:33
じきに睡魔が来るだろう。
―今朝のTODOリストでも見ておくか。
リストには取引先へのメール、プラン修正の予定に混じって、「花」とだけ書かれた項目がある。
―これ書いただけで思い出したのかな……眠い
里香は携帯電話を閉じて欠伸を一つすると眠りに落ちていった。
次第に天井がぼんやりと見えてきた。
―今、何時だ?
枕元にあるはずの携帯電話を手探りする。
あった。
サイドボタンを押すとくっきりと数字が光る。
2:17
―2時…か。
眠り直せばいい。
そう考えるが、目をつぶり布団で顔を覆っても頭が妙に冴えている。
―きっと昨夜の酒のせいだ。
酒を呑むとすぐに眠りに落ちる代わりに3時間もすれば目を覚ましてしまうのだ。
ベッドから出たのは眠るのを諦めたからではない。
棚から数時間前にしまったばかりのウイスキーをコップに適当に注ぐ。
液体が喉を焼く感触に引きずられて、一つの記憶が里香の胸によみがえった。
2月14日夜。
冷たい雨がビルの窓を叩き、眼下には街灯に照らされて傘の華がいくつも見えた。
車のライトが降り注ぐ水滴を一瞬だけ輝かせる。
「乃木さん?」
名前を呼ばれて、里香ははっと視線を戻した。
職場の後輩である芝田和哉がうかがうように自分を見返している。
「意味ありげな顔してましたけど、どうかしたんですか?」
「別に」
そう言ってからあまりにも素っ気ないかと思い直して
「雨が嫌いなだけ」
「確かに服も荷物も濡れますからね」
彼はそう言ってワイングラスを持ち上げた。
里香は芝田の挙動から目を離さずに考える。
今夜自分を誘った真意を。
何度か彼の仕事を手伝ったことはあったし、兼ねてから「何かお返しをしたい」とは言われていた。
けれど、予定を訊ねて店を決めるなど具体的な行動に移されたのは今回が初めてだった。
ここは高級レストランではないが、雰囲気の良い店だ。
芝田はしょっちゅうこの店に来ていると言い、「サラダが美味しいんですよ」と少し照れて付け加えた。
野菜がたっぷり入ったサラダはボリュームがあり、メイン料理も柔らかく煮込んだ鶏肉にマスタードがきいて美味しかった。
メニューを見ている時に芝田が「お酒、飲まれますか?」と遠慮がちに訊いてきた。
里香はすぐに察して「別にいいよ」と言ったのだが、「お好きだと聞いたので」とちょっとがっかりした様子を見せたので
「ワインは好き?」
「白ならわりと」
「じゃあグラスで一杯ずつでどう」
と提案したのだ。
彼女のグラスはとうに空だった。
絹のような舌触りとはこういうのを言うのだろうと思われるほど飲みやすかったのだが、名前は覚えられなかった。
「芝田くん、顔真っ赤ね」
そう言うと彼はさらに顔を赤くしながら
「ちゃんと歩けるので大丈夫ですよ」
「歓迎会のときも確かそう言ってた」
「覚えてるんですか」
芝田は目をぱっと見開いて言った。
「色白だからすぐわかるなーって思いながら、ちょっと心配になって声掛けたの」
「ちらちら見られてるなって思ってたらすっと隣に来てそれだけ訊いて戻っていきましたよね」
「だって静かに呑んでる人は気分悪くなってても気づいてもらえないでしょう。
それだったら危ないから」
「乃木さんは全然赤くなりませんよね、酔っ払いませんし」
「肌白くないからこういう照明の下だと目立たないだけ。
あと酔ってる自覚はあるよ」
それは本当だった。
もう一杯飲んだら猛烈な眠気が来るのはわかっている。
外の空気に触れれば酔いはすぐ醒めるということも。
「酔ってます?」
「酔ってる。芝田くんは?」
「うーん、たぶん酔ってるんでしょうね」
飲み干してから長い間持っていたグラスを、芝田はようやくテーブルに置いた。
テーブルクロスにグラスの影が落ちた。
「バスの時間、大丈夫ですか?」
「うん、まだあと1時間はあるから」
里香は腕時計を確かめながら答えた。
店からバス停までは徒歩5分もかからない。
考えたくないのはバスを降りてから家までの15分だった。
「朝よりは小降りになりましたね」
「え?」
「雨です」
今度は彼が窓の外を眺めていた。
里香も窓に目をやるが、外の景色ではなく窓に映る自分を見つめた。
「あの…」
彼がこちらを見ずに言う。
「うん」
里香も彼を見ずに答える。
しばしの沈黙の後、芝田はやっと里香を見て
「あの、僕が今日誘ったこと、疑ってますよね」
と言った。
「バレンタインだから?」
「そう、です……僕はそういうつもりじゃなくてですね。
OKいただいた時にちょっと嬉しかったのは事実ですけど、決してそういうつもりじゃなくて」
そこまで聞いた里香はちょっと意地悪い気持ちになって言った。
「決して私に特別な感情を抱いているわけではないですよと」
「え? えっと…」
それきり黙り込んでしまった。
店に新しく客が入ってきたが、他のテーブル席の客と同じく男女のペアだった。
芝田の顔を盗み見る。
肌の赤みはピークを越えたようだ。
「歩けるならそろそろ出ようか。
明日もあるしね」
「あ、はい」
勘定を済ませて店の外に出ると、彼が言った通り雨は少し弱くなっていた。
「雨宿りにはよかったのかもね。
近くにこんなお店があるの知らなかったから、教えてくれてありがとう」
「気に入っていただけたならよかったです」
「じゃあ…」
「バス停までお送りしますよ」
座っている間は忘れてしまうが、彼は細身だが背が高い。
来るまでの道すがらは気にも留めなかったのに、なぜか胸がキュッとなる。
これはアルコールの影響だろうか。
「乃木さんってすごいですよね」
少し先を行く彼が前を向いたまま声を発したので、里香は思わず「え?」と訊き返した。
「こう、凛としていて、でも人当たりはよくて。
フォローも上手いし、発言は的確だし」
―なんだか知らないけどめちゃくちゃ褒められてる?
「僕――」
その後の言葉は里香にはうまく聞き取れなかった。
たぶん独り言で「もっと頑張らないとなあ」とつぶやいたのだと思う。
けれど訊ねても「何でもありません」としか答えはなかった。
バスの座席について曇った窓を手で拭うと、彼が軽く会釈して見送ってくれるのが見えた。
それからも芝田とは同じ部署の仕事仲間であり、関係はそれ以上にも以下にもならなかった。
あるいは関係が変化する可能性はあったのかもしれない。
しかし、そうなる前に彼はいなくなってしまった。
里香はベッドに戻って来た。
再び携帯電話のサイドボタンを押す。
2/14 2:33
じきに睡魔が来るだろう。
―今朝のTODOリストでも見ておくか。
リストには取引先へのメール、プラン修正の予定に混じって、「花」とだけ書かれた項目がある。
―これ書いただけで思い出したのかな……眠い
里香は携帯電話を閉じて欠伸を一つすると眠りに落ちていった。
***○。***○。***○。***○。
2018/02/28
近況報告
ごきげんよう、紅月です。
とあるサイトの登録を行なったのですが、登録方法の選択を過ったと後悔しています。
大元のアカウントになかなかログインできず、そのサイトにも入れないはめに陥っているのです。
そんなこんなでしばらく色々なことへのやる気が低迷していました。
久方ぶりの近況報告です。
★最近やったゲーム
・Valley
強化外骨格を着て美しい自然を走り回るゲーム…かと思ったら不穏な空気が…
・Starbound
紅薔薇のFloranで始めました。ジャンプの挙動が苦手です
・パズドラ
ウルカとイルミナが来たのでわたしの寿命は近いかもしれません
★おもしろかった動画
・「日本語読めない卓」、「ピロシキ卓」
TRPGリプレイ動画の卓名タグです。以前から好きな「酔っぱらい卓」と併せてぜひ
★ほか
・平沢進
「白虎野の娘」は傑作だと思います。もちろん他もそれぞれ良いのですが
ゲーミングパソコンのおかげでValleyやStarboundを快適に遊べるようになり、他のSteamの積みゲーもいくつか取り出せるようになっています。
いまだに実況動画を観てばかりなのですが、それでも状況はちょっと好転していると思います。
とあるサイトの登録を行なったのですが、登録方法の選択を過ったと後悔しています。
大元のアカウントになかなかログインできず、そのサイトにも入れないはめに陥っているのです。
そんなこんなでしばらく色々なことへのやる気が低迷していました。
久方ぶりの近況報告です。
★最近やったゲーム
・Valley
強化外骨格を着て美しい自然を走り回るゲーム…かと思ったら不穏な空気が…
・Starbound
紅薔薇のFloranで始めました。ジャンプの挙動が苦手です
・パズドラ
ウルカとイルミナが来たのでわたしの寿命は近いかもしれません
★おもしろかった動画
・「日本語読めない卓」、「ピロシキ卓」
TRPGリプレイ動画の卓名タグです。以前から好きな「酔っぱらい卓」と併せてぜひ
★ほか
・平沢進
「白虎野の娘」は傑作だと思います。もちろん他もそれぞれ良いのですが
ゲーミングパソコンのおかげでValleyやStarboundを快適に遊べるようになり、他のSteamの積みゲーもいくつか取り出せるようになっています。
いまだに実況動画を観てばかりなのですが、それでも状況はちょっと好転していると思います。
2018/02/23
昨夜の妄想
ごきげんよう、紅月です。
ゲームやるのが楽しいという気持ちを思い出したような気がする今日このごろ。
やはりスペックが高いのは良いことです。
そんなこんなで創作の時間があまり取れていませんが、昨夜は掌編ではなく4コマ漫画を考えていました。
イラストが描ければよいのですが、人に見せられる絵は無理なので、つまらないものになってしまいますが文章で置いておきます。
カップルの別れ話。
男「他に好きな子ができたから別れて欲しい」
女「えっ」
②
女視点。①を思い出して
女「毎日ご飯作って掃除洗濯して、それなのにあっさりかよ!」
女「そりゃあ全部勝手にやってたことだけどさー」
③
女「…犬にでも噛まれたと思って忘れよ」
目をつぶる。
④
妄想の中の女のもとに男がわらわら分身して出て来る。
男「今日髪まとめてるんだ、かわいいじゃん」
男「これやるよ、気に入ればいいけど」
男「なあ、機嫌直せよ。ほれ、アポロ」
女にとって悪くない、むしろ愛しい思い出の彼ばかり。
女(忘れられない!)
2018/02/22
ひんやりふわり
ジジジジジジジジジ……
「お待たせ!」
コンビニのドアが開く音がして、背中をぽんと叩かれた。
「ああ…」
「チキンなかったー。前の人が買ってったので最後やって」
「そっか、残念やったね」
「まあアイスが溶けるけんよかったわ。何見とるん」
私は誘蛾灯を指した。
2匹の蛾が青いライトの周りを飛び回っている。
「うえっ、虫嫌いなん知っとるくせに」
「知っとる。でもなんか可哀想やない」
「そう? ヨリの感覚はたまにわからんわ。昔からやけど」
「集まってきても何も良いことないのにさ」
「そりゃまあね。アイス溶けるけん帰るよ」
「夜はやっぱ涼しいね」
「うちがおかしいだけよ。西日がひどいわ」
「遮光カーテンにすりゃいいのに」
「したいけどさー。もしかしたら今年度で引っ越すかもしれんのよね」
「まじ?」
「まじ」
「なんで」
「うちの職場さ、2年ごとで勤務先店舗変わるんよ。今までたまたま近所やったんやけど、さすがに次は市外やと思う」
「市外やったら今の部屋からじゃ遠いね」
「今みたいに泊めたりとか出来んかもしれんわ」
「いや、ごめんね、ありがとうございますよ、ほんとに」
「いいのいいの、別に1泊2泊かまわんって」
「明後日は仕事やろ」
「うん。布団しまっとってくれるなら明日も泊まっていいのに」
「そこまで迷惑かけられんわ」
「まあそっちも仕事あるもんね」
「……」
「てか、なんでさっきビール買わんかったん。いっつもうちで飲んどるのに」
「ユッカ飲まんじゃん」
「この前まで遠慮せず飲んどったのによく言うよ」
「…気分やない」
「カズなんちゃら君となんかあったん」
「別れた」
「ふぇっ?」
「今回は失恋旅行みたいなもん」
「あらあらあら」
そうこうして話している内に、ユッカの部屋に帰ってきた。
鍵を開けて
「ただいま」
「ただいまー、おかえりー」
声音を変えてユッカが二役を演じる。
「なんか嬉しそう」
「たまにはおかえりって言いたいじゃん」
「そうかねー」
「うちが泊まりに行ったらヨリも言えばいいやん、おかえりーって」
「そういやユッカがうちに来たことないね」
「どうせ都合あわんやろうなーって思うけん最初っからあてにせんもん。大体旅行とかめんどい。いっただっきまーす!」
「なんか私が世話になってばっかりやん、申し訳ない。いただきます」
「別に気にしとらんし、うちは楽しいけんいいけど。ゆーて2回目やろ、うち来るの」
「泊まるのはね。年明けに来た時とかも日中ずっと居座ってしまったし」
「ああ、倉田の眼鏡でツボったやつね」
「あれは何度思い出しても笑うわ。割れたけんってテープで直そうって発想がまずないし、なんでガムテ貼ったーって」
「前見えんくなるってなんで気づかんかったかね」
「セロテープがなかったけんやろ」
「いやわからんわ」
「まあ一番ウケるのはその後コンタクトになったってことやけど」
「顔が薄いけん違和感あったよねー」
「でもあだ名はー」
「ガムテ」
ひとしきり二人で笑い合う。
「これ全然食べれんのやけど」
「そりゃあそれ氷だもん。あ、垂れそう」
「ふきんあるよ」
「ああ~、ティッシュない?」
「ほれ、ふきんでいいよー」
「ありがとん」
「うわ懐い。どいたまん」
「あったねー、どいたまん。なんか恥ずかしいわ。ありがとんはいいけど、どいたまは"ん"を付ける意味がわからん」
「対になってるだけやろ」
「流行らんかったね」
「あれ中学の時だっけ」
「そうそう」
「中学って14、5歳? ってことは12年くらいになるわけ? 年取るはずだわ」
「26は年取ったとは言わんやろ」
「うちはもう27やし」
「そうやった。やっぱ年取ったかねー。ビール飲も、ビール」
「あんた買わんかったやん」
***○。***○。***○。***○。
2018/02/21
2018/02/20
ゆっくり朗読
ごきげんよう、紅月です。
好きな動画投稿者が自分より年下だと衝撃を受けます。
昨日は晩酌しながら創作しようとしたのですが、さすがにウィスキー直飲みはナイトキャップ程度にしか呑めませんでした。
その代わり、「秋の夜の会話」をゆっくりに朗読させていました。
以前はゲーム実況をさせようとして、人間らしい調声に挑戦していましたが、手軽にささっと作れるようにしたかったので、ゆっくりらしさを残しつつ伝えたい部分を重点的に調声しました。
自分で朗読する時の読み方はすでに確立している詩でしたが、ゆっくりに朗読してもらっていると不思議なことに作品への理解が深まった気がします。
いつか動画サイトに投稿したいです。
余談ですが、わたしはゆっくりの立ち絵はきつねさん製作の素材を用いており、しかし元ネタ準拠でなくオリジナルの名前と設定を付けています。
改変はしていませんが、これが一番の理由となって、動画投稿に踏み切っていません。
オリキャラを存分に用いるためにイラストを描けるようになりたいものです。
2018/02/19
研鑽の日々
ごきげんよう、紅月です。
パズドラでバレンタインネイが当たったりしてまたちょっと運が上がっています。
何か新しいパーティが組めたらここでも紹介したいのですが、なぜかそういうタイミングはなかなか来ないです。
このブログの記事全般を見ている方は知っていると思いますが、ここ数日できるだけ日刊頻度で創作を上げています。
もともと書くことは好きなのですが、いつからか創作することがめっきりなくなっていました。
バレンタインデーに上げた作詞を機に一念発起、できるだけ多く書こうとしていたらこういう頻度になっているわけです。
こんなペースがいつまで続くかはわかりません。
ですが、今は数撃ちゃ当たるキャンペーン中。
荒削りでも何でもとにかく出す。
今までは寡筆でこういう量産をしなかったのですが、思い切りを良くすると案外産みの苦しみもそこそこに済ませることができるという発見がありました。
歌うことも好きですが、ずっと通る声を出していないということも実はすごく恐ろしいことで、日頃普通に歌っていても以前出ていた音が出ないという経験がしょっちゅうです。
あまり使わない音域でもないのに届かないのがこれほど苦しいとは思いませんでした。
姿勢を正してしっかりと声を出しても無理でした。
ライフワークの一つだと思っていた歌が自分の思い通りにならないのは本当に悔しいですが、毎日本気で歌う時間は作れませんし、これは難しい問題です。
とにかく、毎日何かをやることはわたしは苦手なのですが、実は違う習慣をつけようとしていたら創作の習慣がついてしまいました。
大体誰かに言ったり公表するとダメになるのですが、諦めずにもう少し続けたいと思います。
パズドラでバレンタインネイが当たったりしてまたちょっと運が上がっています。
何か新しいパーティが組めたらここでも紹介したいのですが、なぜかそういうタイミングはなかなか来ないです。
このブログの記事全般を見ている方は知っていると思いますが、ここ数日できるだけ日刊頻度で創作を上げています。
もともと書くことは好きなのですが、いつからか創作することがめっきりなくなっていました。
バレンタインデーに上げた作詞を機に一念発起、できるだけ多く書こうとしていたらこういう頻度になっているわけです。
こんなペースがいつまで続くかはわかりません。
ですが、今は数撃ちゃ当たるキャンペーン中。
荒削りでも何でもとにかく出す。
今までは寡筆でこういう量産をしなかったのですが、思い切りを良くすると案外産みの苦しみもそこそこに済ませることができるという発見がありました。
歌うことも好きですが、ずっと通る声を出していないということも実はすごく恐ろしいことで、日頃普通に歌っていても以前出ていた音が出ないという経験がしょっちゅうです。
あまり使わない音域でもないのに届かないのがこれほど苦しいとは思いませんでした。
姿勢を正してしっかりと声を出しても無理でした。
ライフワークの一つだと思っていた歌が自分の思い通りにならないのは本当に悔しいですが、毎日本気で歌う時間は作れませんし、これは難しい問題です。
とにかく、毎日何かをやることはわたしは苦手なのですが、実は違う習慣をつけようとしていたら創作の習慣がついてしまいました。
大体誰かに言ったり公表するとダメになるのですが、諦めずにもう少し続けたいと思います。
輝く竜の鱗の物語
お腹を空かせた人間の子供を見かねた竜は「これをお売り」と、その身から輝く鱗を一枚剥がして手渡しました。
鱗を受け取った少年はその美しさに目を丸くして見惚れていましたが、やがて「ありがとう」と言ったきり街の端にある商店へと駆けていきました。
「りんごを1つくださいな」
店の奥から腰の曲がった男性が出てきて、子供の無邪気な笑顔を認めて微笑みました。
寒空の下、小さな背中を丸めて路地を歩く少年を見るたびに心を痛めていたのです。
さっそく大きめのりんごを1個選び、いつものように銅貨を受け取ろうとして、彼は仰天しました。
代わりに握られていた七色に光り輝く鱗は、どう見てもこんなボロボロの商店よりも高価なものです。
しかし、子供がこれを売ろうとしたところで、きっと真っ当な交渉はしてもらえないでしょう。
そっと少年の手を押しとどめて彼は言いました。
「すまんが、儂はこれを受け取れん。じゃが、儂の倅のところに行ってみるといい。
教会に行けば会えるはずじゃ。これは持って行け」
もらったりんごを頬張って、少年は主人の息子がいる教会を目指しました。
教会では年配の男性が神の教えを説いているところでした。
少年も後ろの列に座って聞きましたが、何やらよく飲み込めません。
説教が終わって彼は神父のもとを訪ねました。
「私なら信用もあるから交渉ができるだろうと寄越したのですね」
鱗をしげしげと眺めながら神父は言いました。
「わかりました。うまくやってみましょう。
今日は葬儀の準備で忙しいので、明日の午後になると――」
「あの…」
「どうかしましたか」
「神様はいつも見てくださってるの?」
「そうですよ」
「ぼくみたいな子どものことも」
神父は少年をじっと見つめて口を開きました。
「もちろん。よければこの教会で暮らしませんか。
そうすればもっとお話もしてあげられます」
この申し出が何を意味するか少年は正しく理解していませんでしたが、彼はこくりと頷きました。
それから10年の歳月が過ぎました。
少年は神父のお使いをしたり説教を聞いたりしながら、立派な青年へと成長しました。
ある日、青年が買い物に出かけると一瞬だけ空が暗くなったようでした。
街の人も特に気づいた様子はありません。
ふと10年前のことを思い出し、彼は街の外れまで足を伸ばすことにしました。
神父の父はずいぶん前にこの世を去っていましたが、彼は1年に1度はここを訪れるようにしているのです。
懐かしくなって青年は辺りを見回しました。
すると、長い髪の女性が街を出ようとしている後ろ姿が目に留まりました。
その姿は凛として美しく、その髪は銀色とも金色ともつかず光り輝くようでした。
そしてどこか懐かしさが胸に溢れるのです。
青年は声を掛けたいと思いましたが金縛りにあったように動けません。
彼女が建物の陰に姿を消した瞬間、彼は後を追いましたが、もう見当たりませんでした。
がっかりしながら教会に戻って来た彼は、教会の周りが騒がしいことに気が付きました。
人だかりの中に身を投じると、何人かが青年に憐れみの言葉を掛けます。
嫌な予感がして彼は教会の中へと急ぎました。
予感は的中しました。
神父が倒れたのです。
すでに医師が診察を終えたところでした。
「…残念ながら、打つ手はありません」
彼は絶望に打ちのめされました。
「10年前にも全く同じ症状の人間が出たのです。
あの時は若い女性でしたが、彼はあと数刻ももたないでしょう」
神父は部屋で寝かされていましたが、一目で高熱で苦しんでいるとわかります。
「父さん」
青年が言うと、神父が青年の名前を呼びました。
「そこに…いるのですか」
「傍にいます、父さん。僕が何かしてあげられることはありませんか?」
「……」
熱のためではなく何か思案しているような間がありました。
やがて神父はかすれた声で話し始めました。
あなたが10年前に私に預けた光る鱗。
あれを私は翌日の葬儀の後に売りに行きました。
交渉はとんとん拍子に進みました。
しかし、あなたはまだほんの子供でそのまま渡しても仕方ありませんでしたし、提示された大金をしまっておく場所も無かったのです。
私は交渉を取り止めて部屋の鏡の裏に隠しました。
いつかあなたが使えるように、思い出として残すこともできるように。
約束を破って嘘を吐いていたのです。
私は悪い父親です。
青年が鏡の裏を調べると、先ほどの女性の髪と同じ色に輝く鱗が出てきました。
「父さん、ありがとう。
僕はここで不自由なく過ごさせてもらいました。
あなたは最高で自慢の父親です」
ほどなくして神父は息を引き取りました。
葬儀の準備をしなければならないと思いましたが、喪に服する前に彼にはやるべきことがありました。
教会に来た日と同じように片手に鱗を握りしめて、彼は全速力で街外れへと向かいます。
夕日が街の傍の丘を金色に染め上げていました。
そして、それを見つめる竜がいました。
「竜よ、僕を覚えているか」
「もちろん。あの時の子供だね」
そう言いながら、竜は翼の下に何かを隠したようでした。
「僕はこれをあなたにお返しに来た。
今さら意味は無いかもしれないが、元々あなたの一部だったものだ」
青年は手を広げて鱗を差し出しましたが、竜はそれを拒みました。
「驚いた。今頃、どこかの館にでも飾られてるだろうと思っていたのに」
「優しい人に出会ったのだ。
売りはしなかったが、きっかけにはなった。感謝している」
「そう。それはお前が自由に使いなさい。
前に言ったように、売ってしまってもいいのだよ。
もしもここまで言っても頑固に持っているようなら――」
竜の体は丘の草と同じように金色に輝いているように見えました。
鱗を受け取った少年はその美しさに目を丸くして見惚れていましたが、やがて「ありがとう」と言ったきり街の端にある商店へと駆けていきました。
「りんごを1つくださいな」
店の奥から腰の曲がった男性が出てきて、子供の無邪気な笑顔を認めて微笑みました。
寒空の下、小さな背中を丸めて路地を歩く少年を見るたびに心を痛めていたのです。
さっそく大きめのりんごを1個選び、いつものように銅貨を受け取ろうとして、彼は仰天しました。
代わりに握られていた七色に光り輝く鱗は、どう見てもこんなボロボロの商店よりも高価なものです。
しかし、子供がこれを売ろうとしたところで、きっと真っ当な交渉はしてもらえないでしょう。
そっと少年の手を押しとどめて彼は言いました。
「すまんが、儂はこれを受け取れん。じゃが、儂の倅のところに行ってみるといい。
教会に行けば会えるはずじゃ。これは持って行け」
もらったりんごを頬張って、少年は主人の息子がいる教会を目指しました。
教会では年配の男性が神の教えを説いているところでした。
少年も後ろの列に座って聞きましたが、何やらよく飲み込めません。
説教が終わって彼は神父のもとを訪ねました。
「私なら信用もあるから交渉ができるだろうと寄越したのですね」
鱗をしげしげと眺めながら神父は言いました。
「わかりました。うまくやってみましょう。
今日は葬儀の準備で忙しいので、明日の午後になると――」
「あの…」
「どうかしましたか」
「神様はいつも見てくださってるの?」
「そうですよ」
「ぼくみたいな子どものことも」
神父は少年をじっと見つめて口を開きました。
「もちろん。よければこの教会で暮らしませんか。
そうすればもっとお話もしてあげられます」
この申し出が何を意味するか少年は正しく理解していませんでしたが、彼はこくりと頷きました。
それから10年の歳月が過ぎました。
少年は神父のお使いをしたり説教を聞いたりしながら、立派な青年へと成長しました。
ある日、青年が買い物に出かけると一瞬だけ空が暗くなったようでした。
街の人も特に気づいた様子はありません。
ふと10年前のことを思い出し、彼は街の外れまで足を伸ばすことにしました。
神父の父はずいぶん前にこの世を去っていましたが、彼は1年に1度はここを訪れるようにしているのです。
懐かしくなって青年は辺りを見回しました。
すると、長い髪の女性が街を出ようとしている後ろ姿が目に留まりました。
その姿は凛として美しく、その髪は銀色とも金色ともつかず光り輝くようでした。
そしてどこか懐かしさが胸に溢れるのです。
青年は声を掛けたいと思いましたが金縛りにあったように動けません。
彼女が建物の陰に姿を消した瞬間、彼は後を追いましたが、もう見当たりませんでした。
がっかりしながら教会に戻って来た彼は、教会の周りが騒がしいことに気が付きました。
人だかりの中に身を投じると、何人かが青年に憐れみの言葉を掛けます。
嫌な予感がして彼は教会の中へと急ぎました。
予感は的中しました。
神父が倒れたのです。
すでに医師が診察を終えたところでした。
「…残念ながら、打つ手はありません」
彼は絶望に打ちのめされました。
「10年前にも全く同じ症状の人間が出たのです。
あの時は若い女性でしたが、彼はあと数刻ももたないでしょう」
神父は部屋で寝かされていましたが、一目で高熱で苦しんでいるとわかります。
「父さん」
青年が言うと、神父が青年の名前を呼びました。
「そこに…いるのですか」
「傍にいます、父さん。僕が何かしてあげられることはありませんか?」
「……」
熱のためではなく何か思案しているような間がありました。
やがて神父はかすれた声で話し始めました。
あなたが10年前に私に預けた光る鱗。
あれを私は翌日の葬儀の後に売りに行きました。
交渉はとんとん拍子に進みました。
しかし、あなたはまだほんの子供でそのまま渡しても仕方ありませんでしたし、提示された大金をしまっておく場所も無かったのです。
私は交渉を取り止めて部屋の鏡の裏に隠しました。
いつかあなたが使えるように、思い出として残すこともできるように。
約束を破って嘘を吐いていたのです。
私は悪い父親です。
青年が鏡の裏を調べると、先ほどの女性の髪と同じ色に輝く鱗が出てきました。
「父さん、ありがとう。
僕はここで不自由なく過ごさせてもらいました。
あなたは最高で自慢の父親です」
ほどなくして神父は息を引き取りました。
葬儀の準備をしなければならないと思いましたが、喪に服する前に彼にはやるべきことがありました。
教会に来た日と同じように片手に鱗を握りしめて、彼は全速力で街外れへと向かいます。
夕日が街の傍の丘を金色に染め上げていました。
そして、それを見つめる竜がいました。
「竜よ、僕を覚えているか」
「もちろん。あの時の子供だね」
そう言いながら、竜は翼の下に何かを隠したようでした。
「僕はこれをあなたにお返しに来た。
今さら意味は無いかもしれないが、元々あなたの一部だったものだ」
青年は手を広げて鱗を差し出しましたが、竜はそれを拒みました。
「驚いた。今頃、どこかの館にでも飾られてるだろうと思っていたのに」
「優しい人に出会ったのだ。
売りはしなかったが、きっかけにはなった。感謝している」
「そう。それはお前が自由に使いなさい。
前に言ったように、売ってしまってもいいのだよ。
もしもここまで言っても頑固に持っているようなら――」
竜の体は丘の草と同じように金色に輝いているように見えました。
「会うこともあるかもしれないね。
私はきっと10年後にまた戻って来る。今度はもう少し早いかもしれないけれど」
青年と竜はしばらく黙って、太陽の最後の光が消えていくのを見守りました。
彼らは黙ったまま別れました。
竜は青年が去った後、鉤爪で翼の下に隠したものを掴んで飛び立ちました。
一見すると大きな烏のように見えるそれはすでに命を失っています。
竜は飛びながら深く息を吐きました。
「…お前の大事な家族を守れなくてすまなかったね」
***○。***○。***○。***○。
2018/02/18
夜更け
彼の部屋はいつも明るい。
外が暗くなるに任せて作業を続ける私と違って、几帳面な人なのだ。
日が落ちてくるとカーテンを引いて部屋の電気を点ける。
彼がパソコンで資料を作っている間、私はベッドで本を読む。
音楽が彼のイヤホンから漏れ出ている。
「そんな大音量で聞いてだいじょうぶ?」
首を少し傾げてから、右耳だけイヤホンを外して振り向く。
「何か言った」
「イヤホン音漏れてる」
「ごめん」
「私はいいけど、ちょっと音大きすぎるんじゃない」
彼はぴんと来ないらしい。
こういう所はひどく鈍感だ。
「耳に悪いよ」
「じゃあ」と言って、彼は音量を下げて作業に戻る。
合間に時々ブラウザゲームを確認している。
1時間は経った頃、資料は完成した。
「お疲れさま」
「お腹すいた、コロッケ食べよう」
反射的に腕時計を見る。
夜の9時だ。
「買って来ようか」
「いい、行く」
一緒について行きたかったが、何も言わない。
彼は私と外出するのを嫌がるから。
彼の部屋で一人で待っていると変な気分になる。
ここは私が今いるべき場所で、でも私の場所ではない。
一人暮らし用の部屋なのに私には広すぎるように思える。
この部屋に二人でいることに慣れ過ぎているのだ。
栞代わりにページに引っ掛けていた指を外して、部屋を見回してみる。
家探しをする趣味は無いけれど、一人にされるとむずむずして気になってしまう。
絶対に手は出さない。
見ているだけなのに、まるでへそくりでも探しているような背徳感と罪悪感に襲われる。
玄関で鍵を開ける音がして
「ただいま」
彼が帰って来た。
コンビニの袋から取り出されたコロッケの匂いが漂ってくる。
「美味しそう」
「美味しい」
コロッケを食べている彼の方に手を置いて後ろから覗き込む。
「…食べる?」
「ううん」
お腹は空いていない。
ただ彼とくっついていたいだけだった。
「眠い」
彼の肩に頭を預ける。
「こら、ここで寝るんじゃない」
「え~じゃあベッドで寝る」
「おい、もっとあかん」
「ふふっ」
こうして平和な夜は更けていく。
外が暗くなるに任せて作業を続ける私と違って、几帳面な人なのだ。
日が落ちてくるとカーテンを引いて部屋の電気を点ける。
彼がパソコンで資料を作っている間、私はベッドで本を読む。
音楽が彼のイヤホンから漏れ出ている。
「そんな大音量で聞いてだいじょうぶ?」
首を少し傾げてから、右耳だけイヤホンを外して振り向く。
「何か言った」
「イヤホン音漏れてる」
「ごめん」
「私はいいけど、ちょっと音大きすぎるんじゃない」
彼はぴんと来ないらしい。
こういう所はひどく鈍感だ。
「耳に悪いよ」
「じゃあ」と言って、彼は音量を下げて作業に戻る。
合間に時々ブラウザゲームを確認している。
1時間は経った頃、資料は完成した。
「お疲れさま」
「お腹すいた、コロッケ食べよう」
反射的に腕時計を見る。
夜の9時だ。
「買って来ようか」
「いい、行く」
一緒について行きたかったが、何も言わない。
彼は私と外出するのを嫌がるから。
彼の部屋で一人で待っていると変な気分になる。
ここは私が今いるべき場所で、でも私の場所ではない。
一人暮らし用の部屋なのに私には広すぎるように思える。
この部屋に二人でいることに慣れ過ぎているのだ。
栞代わりにページに引っ掛けていた指を外して、部屋を見回してみる。
家探しをする趣味は無いけれど、一人にされるとむずむずして気になってしまう。
絶対に手は出さない。
見ているだけなのに、まるでへそくりでも探しているような背徳感と罪悪感に襲われる。
玄関で鍵を開ける音がして
「ただいま」
彼が帰って来た。
コンビニの袋から取り出されたコロッケの匂いが漂ってくる。
「美味しそう」
「美味しい」
コロッケを食べている彼の方に手を置いて後ろから覗き込む。
「…食べる?」
「ううん」
お腹は空いていない。
ただ彼とくっついていたいだけだった。
「眠い」
彼の肩に頭を預ける。
「こら、ここで寝るんじゃない」
「え~じゃあベッドで寝る」
「おい、もっとあかん」
「ふふっ」
こうして平和な夜は更けていく。
***○。***○。***○。***○。
2018/02/17
2018/02/16
森に棲む者
…風?
木々の間を吹く風の音にまじって、なき声が響いてきた。
幼い声…不安で誰かを呼んでいるような、長くか細い声…。
声の主を捜して私は歩きだした。
この森に迷い込む者は少なくはない。
しかし、その多くは私の目に触れること無く森を出ていく。
それは森の意思だ。
無関係な異物は排除される。
森はここに在るべき者をよくわかっているのだ。
私にとってこの森は庭みたいなものだ。
どの木がどこに根を張っているか、どこが傷ついているかも知っている。
見覚えのある木のうろの中に声の主をすぐに見つけることができた。
人間の子ども、女の子だ。
私は光を遮らないようにうろの脇へ屈み込んだ。
入り口はだいぶ狭くなっていて、彼女がやっと通れるぐらいだろう。
私がいきなり覗いたので、幼女は一瞬しゃくり上げるのを忘れて息を詰め、小さな躰をいっそう縮めた。
大きく見開いた目は泣き腫らしたせいか真っ赤になっている。
私はふと違和感を覚えた。
……何に?
幼女が一人で迷い込んだことか、彼女が数瞬で警戒を解いたことか。
「はぐれたのか?」
彼女はちょっと頷いた後にゆっくり首を振った。
捨てられたのだろうか…。
だが、偶然にしてもこんな場所に迷い込むのは何か変だ。
「適当に歩けば出られる」
幼女はすでに泣き止み、私が助けてくれると信じて疑っていないようだった。
うろの中から彼女は私に向かって左手を伸ばした。
私は手を取らずに立ち上がった。
彼女は少し間を置いて自分でうろの外へ出てきた。
「どっちに行ってもいい。すぐに元の場所に着く」
きょろきょろと見回す幼女に、私は自分が来た方向を示してやった。
彼女は私の服の裾を掴んで縋ってくる。
それを強く払い除け――
「出て行け」
彼女が尻餅をつく。
真っ赤な目が潤む。
が、ぐっと堪えて彼女は立ち上がった。
木の葉が厚く積もっていたから、怪我は無いだろう。
冷たい視線を浴びせる私を不安そうに何度も振り返りながら、彼女は歩いていく。
かなり長い時間が掛かったが、最後には幼女は白い点になり、見えなくなった。
これでいい。
自由に次元を渡れる者なら別だが、私と一緒にいる限り、この森からは出られない。
私はくるりと振り向いて、うろがある木を仰いだ。
昔、私もこのうろによく潜り込んでいた。
そこで泣いたこともあった。
もうずいぶん前のこと、1000年…いや、それ以上だ。
ここに閉じ込められた初めの頃だから。
私は何もしなかった。
何もできないのに恐れられ、この森に封印された。
白い髪が、白すぎる肌が、何よりこの赤い目が悪魔の証拠だと…。
「……!」
すっかり忘れていた。
自分の外見を、幼いころの姿を。
封印の中でも次元を渡る実験はどうやら成功したらしい。
これで綻びができ、封印も緩むだろう。
喜ばしいことだ。
また一歩復讐に近づいたのだから。
***○。***○。***○。***○。
2018/02/15
2018/02/14
2018/02/13
2018/02/11
新しい(?)二次創作
ごきげんよう、紅月です。
自転車に乗っていて恐いのが、すれ違う時も友だちと並走する自転車の若者たち。
3台通れる道幅とは言えイラッと来ます。
そんな身体的な危険が予想されることではありませんが、最近気になることの一つに、フリーゲームで新しく出てきたように見えるジャンルがあります。
VOCALOIDの二次創作ゲームです。
フリーゲームのサイトで新着ゲームを見ると、そこそこの頻度で出てきます。
年末くらいから徐々に幅を利かせるようになったと見当をつけていますが、これは前からあったものでしょうか。
それとも、素材の規約が最近変わったとかで実際に新しく生じたものなのでしょうか。
そのあたりの事情には疎いのですが、各ゲームの内容をさっと閲覧した感じ、キャラをさらに広めるような類のものではなく、むしろVOCALOID好きでもコアな趣味を持つ人向けのように思えます。
多くの人の目に触れるところで公開しているのにもったいない、なんて感想を持つのは、わたしだけなのかもしれません。
自転車に乗っていて恐いのが、すれ違う時も友だちと並走する自転車の若者たち。
3台通れる道幅とは言えイラッと来ます。
そんな身体的な危険が予想されることではありませんが、最近気になることの一つに、フリーゲームで新しく出てきたように見えるジャンルがあります。
VOCALOIDの二次創作ゲームです。
フリーゲームのサイトで新着ゲームを見ると、そこそこの頻度で出てきます。
年末くらいから徐々に幅を利かせるようになったと見当をつけていますが、これは前からあったものでしょうか。
それとも、素材の規約が最近変わったとかで実際に新しく生じたものなのでしょうか。
そのあたりの事情には疎いのですが、各ゲームの内容をさっと閲覧した感じ、キャラをさらに広めるような類のものではなく、むしろVOCALOID好きでもコアな趣味を持つ人向けのように思えます。
多くの人の目に触れるところで公開しているのにもったいない、なんて感想を持つのは、わたしだけなのかもしれません。
2018/02/08
エルネア王国の日々 192年24日まで その11
※プレイヤーキャラ視点の一人称小説という体です。
ほかの方のオスキツ国初期住民とイメージが違ってもご容赦ください。
また、これが日記の最後でどちらにせよ尻切れトンボですが、後味良く終わりたいなら23日だけ読むことをおすすめします。
ほかの方のオスキツ国初期住民とイメージが違ってもご容赦ください。
また、これが日記の最後でどちらにせよ尻切れトンボですが、後味良く終わりたいなら23日だけ読むことをおすすめします。
2018/02/07
好きな少女漫画ヒロイン
ごきげんよう、紅月です。
時折すごく好みの漫画に出会うことがあり、それについて語るための漫画カテゴリを設けたいと思ったり思わなかったりします。
今回はその第一歩で。
突然ですが、あなたは少女漫画を読みますか?
めちゃくちゃ読み漁ってきたという人も、型にはまってつまらないという人も、様々いるでしょう。
わたしはそこそこ読みますが、気に入るものと気に入らないものの差が開きがちです。
しかし、先日ふとどういうものが好きなのか傾向がわかってきました。
時折すごく好みの漫画に出会うことがあり、それについて語るための漫画カテゴリを設けたいと思ったり思わなかったりします。
今回はその第一歩で。
突然ですが、あなたは少女漫画を読みますか?
めちゃくちゃ読み漁ってきたという人も、型にはまってつまらないという人も、様々いるでしょう。
わたしはそこそこ読みますが、気に入るものと気に入らないものの差が開きがちです。
しかし、先日ふとどういうものが好きなのか傾向がわかってきました。
2018/02/06
2018/02/05
2018/02/04
2018/02/03
2018/02/02
2018/02/01
インターネット上のつながりで人間性は変化するか
ごきげんよう、紅月です。
フリーゲームの整理法を変えたい今日このごろですが、現行のジャンル別分類の方が明らかに有用だと思うとどうにもできません。
さて、立て続けですが、前回の記事を書いている途中に思い浮かんだことを書きます。
個人の人間性はインターネット上の出来事では変わらないのではないかということです。
フリーゲームの整理法を変えたい今日このごろですが、現行のジャンル別分類の方が明らかに有用だと思うとどうにもできません。
さて、立て続けですが、前回の記事を書いている途中に思い浮かんだことを書きます。
個人の人間性はインターネット上の出来事では変わらないのではないかということです。
インターネット上の対人関係トラブル
ごきげんよう、紅月です。
日刊で合成音声ソフトを使用した実況動画を上げている方々が、わたしの生活を潤しています。
ありがたいことです。
さて、インターネット上でいろいろな人間関係事情を見てしまったため、わたしの意見を述べさせてもらいます。
2018/01/31
2018/01/30
2018/01/29
エルネア王国の日々 192年24日まで その1
※プレイヤーキャラ視点の一人称小説という体です。
ほかの方のオスキツ国初期住民とイメージが違ってもご容赦ください。
主人公の基本情報
○名前:スカーレット・ロス(ロスは名声の意)
○生年月日:186年1日(リセマラの原因)
○見た目:赤髪、つり目、引き結ばれた口元
○性格:クール
○設定:
他国の貴族の娘で、女性が騎士になれない国が嫌で家出した。
幼児期に助けてくれた騎士に憧れて、騎士を志している。
ほかの方のオスキツ国初期住民とイメージが違ってもご容赦ください。
主人公の基本情報
○名前:スカーレット・ロス(ロスは名声の意)
○生年月日:186年1日(リセマラの原因)
○見た目:赤髪、つり目、引き結ばれた口元
○性格:クール
○設定:
他国の貴族の娘で、女性が騎士になれない国が嫌で家出した。
幼児期に助けてくれた騎士に憧れて、騎士を志している。
2018/01/28
エルネア王国の日々
ごきげんよう、紅月です。
この冬はどこもかしこも寒波が猛威を奮っているようですね。
皆さまは風邪など引いていませんか?
さて、だいぶ前にやめてしまった「ワールドネバーランド エルネア王国の日々」の日記が出てきました。
実は一度やめて改めて始めたデータでしたが、いつも1年で満足してしまいます。
最初の腰を据えたプレイは、モニカ国でルーファス・ミラーに一目惚れして、結婚が決まった時にふと気がついたのです。
農場仕事にすごくすごく精を出して成り上がろうとしていたのに、ルーファス君は山岳兵長子であるわけで、つまり結婚したら山岳兵になるしかないことに。
かなり追いかけ回した1年間は楽しかったけれど、山岳兵にはまだなりたくない、そんな気持ちの内に遠のいてしまいました。
その頃にルーファス君との想い出が消えてしまうのは淋しいと思ったのがきっかけで、次のプレイでは記録をつけ始めました。
それがオスキツ国での約1年間の日記です。
このまま一人でニヤニヤしていればいいのですが、少し恥ずかしいけれど公開してみます。
スクリーンショット皆無ですが、プレイヤーキャラ視点の一人称小説の形式になっていますので、それでもよろしければ次回記事から読んでやってください。
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